• マイページ
  • 小説を探す
  • ネクスト
  • 書籍化作品
KADOKAWA Group
  • ログイン
  • 新規登録(無料)
志乃さんは見抜くし抜けている~骨董店あんどうの推理日誌~

志乃さんは見抜くし抜けている~骨董店あんどうの推理日誌~

ハナノネ

おすすめレビュー

★で称える
★★★
★27
9人が評価しました
本文あり
日付が新しい順

本文ありのおすすめレビュー

  • 池田 和人
    96件の
    レビューを投稿
    ★★★ Excellent!!!

    品物に宿った記憶を読み解き、人の止まっていた時間を動かす話

    商社勤めの岡部は、知人の陶芸家・根岸慎一から突然送りつけられた壺を処分するため、古びた骨董店「骨董品のあんどう」を訪れる。店主の安東志乃は若く穏やかな女性で、一見すると頼りなくも見えるが、壺を丁寧に見ながら岡部の何気ない言葉を拾い、「この壺はただの売り物ではないのでは」と見抜く。

    謎解きの対象が犯罪でもトリックでもなく、“なぜこの人はこんな不器用な贈り方をしたのか”になっている点です。壺の値段を当てる話から始まり、実際には壺に込められた感情の値打ちを読み解く話へ移っていく構成がきれいでした。

    • 2026年3月10日 08:26