柴山康介 その10
──柴山監督とのエピソードなどはありますか?
1965年の……つまり、いまから59年前の事だね。
まだぼくが俳優になったばかりのころだ。
19歳の若造で、金もないから「彼方、宇宙に染まるとき」の撮影が終わったあとかな、当時「エノ・ゾーン」の監督で一気に有名になられていた柴山さんと知り合って、ご飯奢ってもらってね
葛飾のライスカレー屋でね、柴山さんは俺を可愛がってくださってね、俺が演技の練習をしていると、その人はよく俺のいけない所を指摘してくれたね。
あの人、当時結婚したばかりで、奥さんの話ばかりしてくださったよ。そんなもんだからぼくもね、結婚に憧れがあって。
それで色んな女の子に手を出したんだから理屈になんないけど。
柴山康介生誕80周年インタビューより抜粋
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