不意の声凍てつく時間は一瞬で君の言葉に熱持つ頬かな

まさか今この場所で聞く君の声心は跳ねて言葉にならず

はにかんだ瞳の奥のまっすぐさ私の胸に灯がともる音

世界中色づき始めた告白にたった今知る恋の形を

嬉しいとただ頷けばよいものを迷い交差の沈黙は長く

夢ならば目覚めないでと願う夜現実ならと胸高鳴りて

不器用な言葉の端に滲む熱この手を取って始まる明日

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