とりあえず十話まで読ませていただきました。
理不尽に追放を言い渡された主人公リシェルが、辺境に行って少しずつ人々の信頼を勝ち取り、成り上がっていく王道といえる展開の作品です。もうこれだけで刺さる人に十分刺さる作品だと想います。
で、それだけではなくよく設定が作り込まれていたり、キャラクターごとの個性が立っているのも高評価です! とても読みやすいですね。
文体もきっちりしたもので、高い描写力が伺え、シーンがどんなものか? 情景がどんな感じか? しっかり読み手に伝わるようになっています。
個人的にはとても良い作品だと思いました、埋もれてるのがもったいない。高評価!