かなり“青春×異能”の空気が良かったです。
まず乃碧の語りが自然で読みやすい。妹との朝のやり取り、塾への憂鬱、好きな子を見つけた時のテンションとか、「普通の中学生男子」感がすごく出てるから、そこへ吸血鬼や連続失踪事件が混ざる違和感が映える。
あと光織、かなり強いです。「乃碧と話すの楽しいからね」の破壊力が高い。距離感が近すぎて、乃碧が毎回致命傷受けてるの笑いました。
だからこそ、冒頭の“追われる夜”が効いてくるんですよね。こんな普通の青春してたのに、もう戻れない感じがして不穏さがかなり良かったです。