SF定番のタイムリープ。
死んだと思えば同じ日を繰り返すようになった、と眉唾な証言。
抜け出すために試行錯誤と、まあSFだと定番の展開。
なのだが、リスタートするトリガーの死因を微妙にズラしているから抜け目ない。
加えて登場キャラのボケとアホの乱立が、もっとやれレベルで酷いこと酷いこと。
鈍感力にもツッコミにも許容量というものがある。
もう少し多かったら胸焼けしていたであろう。
いや、なんだかんだ、この作者の作品を何作も読んでいるから、良い意味で慣れてしまった、変な意味で毒されてきた、かもしれない。
自身も巻き込まれてループを繰り返すなんて、笑えないところが笑えるときた。
本邦におけるタイムループものの代表作と言えば、まず真っ先に筒井康隆氏の「時をかける少女」が頭に浮かぶという方も多いのではないでしょうか。
過去に何度も映像化され、漫画や絵本、ドラマCDや舞台といった様々な表現方法で再構築されているメディアミックスの大御所でもあります。
それ故に、何かと引き合いに出されることが多く、個人的に本ジャンルに手を付けるには、けっこう覚悟がいると思いました。
タカテン、やれんのか——と。
奇しくも学園を舞台としたドタバタラブコメという、ど直球で勝負していたため、最初の数話を読んで「切る」ことも考えておりましたが……やられました。
そう来るか、タカテン。すまんかった。
ある回を境に、物語は予想もつかない方向へと展開していきます。
お時間のある方はぜひ、最後までお付き合いください。