ヒーローになりたくて
CANA.
プロローグ
〜プロローグ〜
「ヒーロー」と「悪者」の境目はどこにあるのだろうか?
僕・榮倉瀬凪は、大阪府CRIMINAL CITYで、昼はカフェ店員、夜は「相談所」の相談員として働く少年。
そんな瀬凪の憧れの「ヒーロー」である同い年の探偵、胡琶望命は、誰よりも優しく、誰よりも強い正義を信じていた。
しかし、ある事件をきっかけに、彼は自らの「優しい正義」を捨て、「大衆の悪意」という名の刃を手に取る。
そして、その刃は望命自身の心を深く傷つけてしまう。
これは、理想のヒーロー像を失った少年が、絶望の淵にいるもう一人の少年を救うため、自分なりの「正義」を見つけ出す物語である―――。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます