第4話 春の決意

作間との幸せな日々。

ずっと続くのだろうか…?



私の身体はいつ目を覚ます?


私は後悔している?


楓に対する罪悪感…?



目を覚ましたあの時、

作間に抱きしめられた時、


この選択をする以外 

何も考えられなかった。


目を覚ましたあの時、

作間がその場にいなかったら…?

抱きしめられなかったら…?


正直に、身体は楓で中身は春だと

言っていたかもしれない。



だが、そこに作間がいたのだ。



神様がこの道に進めと言ったのだ。

そうとしか考えられない!



春は思った。


春の身体を自分の手で

終わらせるしかない!!!

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