好きなのに、相手の事を思ってのやり方。
確かに粋ですね。

旅芸人の一座が舞台だからこそセリフが生きてきます。
すごい才能を縞間さんには感じてしまう。
羨ましい限りです。

　お、縞間さん。これはいいぞ！　粋でいなせな男女の意地。
　２０００字の小編だけれど、必要十分に情報が配置されているのと、二人の掛け合い粋で楽しくて、ぐいぐい読み進められます。気風よくてかっこいい女は、「女で得すること、損すること」の春香を思い出しますね。

　泣く泣く袂を分かつて、それぞれのフィールドで活躍するのでしょう。
　男と女、そしてプロ同士、いろんな心情と意地が詰まった好編だと思います。

　お星さまとレビューも出しちゃいましょう。　
　
　それではまた。

粋だねぇ。本当に、何でこんな色んなジャンルのアイデアが湯水のように出てくるかねぇ。これが本当の創造力なんですよ！

私のは創造力じゃない。絞って絞ってその中に出てきた僅かに光るものをようやく抽出して、それを有り余る妄想力というか、妄想し妄想しまくって培養して発酵させて熟成したものですので。

ただ、これは私自身が満足するものを作る為のモノで、今のところ改めるつもりはないのですが、だからこそかおるさんの描く巨大な筆で豪快に走らせるダイナミックな絵に惹かれます。