【短歌】 二十一 〜 三十

稲光り遅れ轟く雷鳴はあの日逃した初恋のよう





山折りのように勝ち癖つけたいと深夜頬張るなか卯かつ丼





さらさらのさらをさらってさらっとささらずさらすきさらさらないさ





目の前の目の前にああ目の前があると思えるもう目の前さ





八月の三十一の夜は過ぎ短歌は続くあなたも続く





最高の最高からの最高で最高だけが残る僕たち





あやあやや松浦あややあやや鷹平野あややと言葉のあやや





恥ずかしさ気まずさエグさ顔面の赤さ全てに濁点がつく





あの人の前では駄目だどうしてもキモい詩人になってしまって





横糸に私なれない縦糸があなたの布でも私は私





稲光り遅れ轟く雷鳴はあの日逃した初恋のよう





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