幻想的で切ない雰囲気に包まれた、美しい短編です。言葉を交わせずとも通じ合う心、時を越えて残る想いは、きっと誰の胸にも静かに響く。そう思います。ミスカの存在がまるで時そのもののようです。きっと、いろんなことを考えるに違いない。そんな物語だと思います。