この子達は男子です、と断言したくなります。お話に登場するのは紛れもない二人の女子高生ですが、やっていることは男子なのです。でも、好奇心とか憧れとか、そういう部分は見栄や羞恥というような面倒なものを取り払ってしまえば性別など関係ないのかもしれません。私もこの二人と友だちになりたいと思わされるような、そんな素敵なお話です。
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ラムネのビー玉をめぐる記憶と現在が、美しい情景描写とともに静かに交差する青春掌編です。取り出せなかったあのビー玉は、過ぎ去った時間や変わってしまった関係の象徴であり、読後に残るのは、郷愁とほのかな成長の余韻、でした。派手さはないけれど、その分、描写や心理描写の丁寧さが光ります。ちょっと上から目線で言わせていただくならば、とっても丁寧なお仕事をされていると思います。過去と今の対比を繊細に描いた、心に静かに沁みる一作です。夏にふさわしいです。