潮の雨への応援コメント
異形の白い子供の描写が恐ろしく、身の毛がよだつようでした。
近づいてこられたときはもうどうしようかと……
ところが、ラストで一転、とても悲しくなってしまいました。
子供は何を思ってお守りを拾って妊婦の腹の上に置いたのでしょうか。
道に落ちた魚を喰らうほど空腹だったのかな、と心配な気持ちにもなっております。
潮の重たい匂いが充満したお話でした。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
怪物には違いないのですが、人間的な感情を持ち合わせている存在として描いたものです。
できるだけ独立した作品として書くように心がけているのですが、別の拙作の中に登場していたりします。
潮の雨への応援コメント
拝読しました。
左目を中心に顔の一部が欠けているという半魚人のような子供の姿が異様で印象深いですね。
そもそも、この子はどうやって街中に現れたのでしょう。気になってなりません。
作者からの返信
仁木一青様、いつもコメントをありがとうございます。
拙作に度々登場していて、遠い昔から現代まで生きています。多くの年月を海で過ごしており、海水があるところならどこにでも出現します。
作中で起きた異常気象の渦中にあり、これから起きる災厄の前触れとして書いてみました。いずれお目にかけることができればなと。
潮の雨への応援コメント
描写が凄く良かったです
作者からの返信
しき様、ご感想をありがとうございます。
凝ったプロットなどとは無縁のため、頭の中で思い描くものを書き起こすことが多いです。そのため作中の空気感を大事にしているのですが、きちんと描写できているなら嬉しいです。
編集済
潮の雨への応援コメント
カエルや魚の雨って、竜巻が原因とか言われますけど、やっぱりすごく謎めいたものですよね。
それに混じって現れた謎の子供。落下の衝撃で体が損壊しても普通に活動を続けている。
主人公が妊娠中だと知ると妙にいたわるような様子を見せたり、「怪異」ならではの独自の感性が備わっているのが感じられて、すごく味があります。
作者からの返信
いつもコメントを下さりありがとうございます。
とある映画でこの奇妙な現象の存在を知りました。
間違いなく人に害をなす存在なのですが、同時に特定の対象に対しては情を抱く矛盾した存在として描きました。そのために、人間社会には深刻な事態をもたらす様子をいずれ描写できればと思います。
潮の雨への応援コメント
こんばんは。お邪魔しております。
拝読している間、潮の匂いと魚の生臭さすら感じるようでした。少し寂し気で、でも優しさも滲むこの世界観がとても好きです……なんだか貧相な語彙で申し訳ありません……
作者からの返信
こんばんは、いらっしゃいませ。
コメントを頂けるだけでとても嬉しいです。
この異常気象を引き起こしているのも白髪の子供なのですが、同時に人間に対して以前とは違う情を抱いています。そのために人間社会に大きな災害をもたらすという相反した存在となりました。
そういった矛盾がどうにも好きみたいです。
潮の雨への応援コメント
🎃🍱お盆御彼岸怪談会🍡🎃
御参加有難う御座います!!わーい💕!
待ってましたッ!!これはあの片割れ。
白髪の尾を持つ子ですね。実は寂しくて
優しい…。
🍣(御礼)
作者からの返信
コメントとレビューに感謝します。僭越ながら小野塚様の企画に参加させて頂きました。
少し先の出来事となります。肉親に対する愛情が深いという意味では、実は一番人に近いのかもしれません。その結果、大災害とまで呼べる事態を引き起こすのですが……。
少しでも企画を盛り上げられたら嬉しいです。
潮の雨への応援コメント
魚を貪るこの子供…まさかカッパでは!?
カッパは幸せになれず死んでしまった子供が妖怪になった姿という説を聞いたことがあります。安産祈願のお守りに反応したあたり…子供の無事を祈る、カッパなのではないかと!!
作者からの返信
コメントとレビューに大変感謝します。
河童みたいなものです(笑) 海で暮らすことが多いので海童とでも言うでしょうか。危険な野生児のようなものですが、人間の感性に触れすぎてだいぶ感化されています。
結果として大災害を引き起こすのですが……。