第13話 仕事とlife work
前にも書いたかもしれませんが、
私は漫画家になりたかった。
でも、絵と、文章を分ける事にした。
と、それは同時にどちらもスタート地点に立ったと言う事で、勿論、収入にはならなくて、
収入というより出費が正解。
趣味と言わざるを得ない。
だけど、どうしても、私にとっては、
life workなのだ。
ジャズヴォーカルのレッスンは趣味。音楽は聴くのも歌うのも趣味なんです。
だけど、絵と、物語はちがうのだ。
いや、趣味やろ。
と一蹴されても仕方ないのは重々分かっている。
それが収入になることはないのだから。
そして生活する為には収入が必要。
その仕事が、本業というのだろう。
もちろん働いている。
保険付きパートの非正規雇用。
ボーナスなど勿論無い。寸志も無い。
残業せざるを得なくても上の許可を得なければ残業代は出ない。
1人残って明日に響か無いように最低限できる事をして帰る。
年末年始は休みでは無く、繁忙期。
去年姪が、3人から4人になった。
お年玉が、3人分から4人分。
独身実家住まいの私は、出せ無いなどと言えぬ。
職場では、この2ヶ月で突然、1番下から2番目くらいの立ち位置だったのが、上が一気に辞めてしまい、店の全体を把握しているのが自分だけになった。
今まで関わることの無かった仕事から、これからの動きまで全部考えておかないといけない立ち位置になってしまった。何故?何故?何故?
怒涛の急展開について行けないよ。。。
この2ヶ月の間に、既に2度ほど起き上がれず休んでいます。
仕事がある事に感謝すべきだと思うし、実際、仕事が無い事の怖さも知っているので、仕事あって良かったと思う事も多々ある。のだけれども。。。
慣れればなんて事無いかも知れないけれど。。。
直属の上司は兼任の為、職場にいない。
あちこち走り回ったり、休憩に行けず食べながらゴソゴソ雑務をしたり。
何かあった時の対応は、え?私?私なの??
と毎日思っている。
毎日戸惑いながら仕事をしている。
何事もなく1日が終わる事をひたすら願うばかりだ。
二十代の頃に覚えた、life work という言葉に、
理想を抱き過ぎているのかもしれないが、
それはお金を稼ぐ為の仕事ではなくて、
人生を通してやり抜きたい仕事。
だと私は思っている。
だから、趣味じゃなくて、Life work。
何かのエッセイなのか旅行記なのか、
自由に生きている様に見えた、
あの頃の私から見た、大人が書いて(?作って?)た本の影響も少なからずある。
誰だったかな?
あ、あゆむだ。なんとか歩。
今はもう読み返す事もないな。
その逆の本がある。
若い頃に読んでも良く意味がわからなかった本。
星野道夫さんの本は、30代で読み返した時に、
感動。いや、感銘を受けた。
あんな素晴らしい本は無い。
まるでファンタジーなのに、
この、同じ地球上で起こったなのだろう。
不思議な事に、私は10代半ばまで、活字が読めなかった。正確には、上手く読む事が出来なかった、その為、本の内容を理解する事が難しかった。
だから、自分に文章が書けると思っていなかった。
10代の後半、二十歳前後くらいから、本が読める様になると、どんどん読む様になった。
本って凄いな。
となってくると、勉強したくなったりして、小学一年からドリルを買って勉強を始めてみたりした。
残念ながら、算数は小3、で理解出来なくなったが、ほかはちゃんと小学校は卒業できた。
よし、中学生へ、と思っていたんだけど、いつのまにかドリルをやる時間を作れなくなって止めてしまったのだけど、その辺りの記憶が無い。
仕事が忙しくなったのか、精神的、体力的に出来なくなったのか。。。
まあ、ドリルは止めたけれども、小学校卒業レベルの学習でも、本を読むスピードは上がった気がする。同じ所を何度も、意味が分かるまで読み返して、先に進めない。と言う事が少なくなった様に思う。
何より、日本語に文法がある事自体、私は理解していなかった事に気付いたのだ。大きな進歩だ。
と、自分を褒めとこう。
どうしても、仕事中心の生活になるのだ。
だからまぁ、なんだとか、言いながら、今日も働いた。
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