最高の刀匠、異世界でも刀を作ります
三日月満月
第1話 転生ですか!?この年で!!??
わしの名前は三日月恒次だ。今年でだいたい90ぐらいにはなるかのう。わしは親が刀鍛冶で、3、4歳ぐらいからその仕事をそばで見てきてな。それから刀の魅力に取り憑かれたといっても過言じゃない!!!
あえて言おう、わしは刀が大好きじゃ!!!!!
そんなわしもいつの間にか人間国宝に指定されるほど有名になって、家族もでき、もうひ孫までできておる。もう十分幸せに生きたとわしは満足しておる。ある一点を除いてな・・・
そう!刀!!!わし今までたくさん刀打ったの!
だけどそもそもの刀の役割って観賞用じゃん!!??だからその性能とか全然試せずに死ねるか!!!???
だが、寿命というのは無慈悲じゃ。もうわしの命を刈り取りに来とる。来世があるならこの願い、思う存分叶えたいものだ・・・・・
『叶いますよ』
!???なんじゃ?今急に頭のなかに声が直接聞こえる!!わあ!!??いつの間にか真っ白な空間にいるしなんかべっぴんさんがいる!?
『私はあなた方が言うところの神です。』
ふむ、これはあれじゃな!最近流行りのいせかいてんせい?とか言うやつじゃな!
『あらあら、よくご存じで。』
わしも詳しくは知らんが孫達がわしの前でよく話しとったんじゃ。だが、ちょいと待ってくれ。たしかそれの定番は高校生くらいのやつじゃないのか?わし、歳いきすぎとらんか?
『いえ、そんなことありませんよ。あなたは今世で素晴らしいことをいくつもなさいました。それのごほうびのようなものです。』
ふむ、それならありがたくいただき申す。
『いえいえ、それではあなたが転生する世界についてお話ししましょう。この世界の名前は「アルビオン」この世界はいわゆる剣と魔法の世界です。あなたには特に使命はありません。この世界で思う存分自由に生きてください。あと、特典として赤子に転生して新たに両親を得るか中学三年生ぐらいまで若返るかの二つの選択肢がありますがどうします?』
何から何までありがとう。そうじゃな、戸籍的に問題なさそうな赤子から始めさせていただこう。若返るのもいいのじゃが設備を一から自分で作るのは少々面倒じゃからな。
『わかりました。それでは第二の人生へイッテ~・・・○ーーー!!!』
あ、しばしお待ちを、まだあなた様の名前を聞いてな・・・
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※作者は鍛冶について何も知らないド素人です。
有識者の方がいらっしゃいましたら間違いを指摘していただければ幸いです。
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