第2話 ドライイースト君に気分を上げてもらいたい

拙宅では週1〜2回、消費状況に応じてパンを焼いています。

市販のパンを買うほうが手っ取り早いのはわかっているのですが、私的には、パンを焼くのとお米を炊くのと手間は大差ない、そして原材料を自分で理解しているので安心、という点で自家製パンを焼いています。


材料はこんな感じです。


スペルト全粒粉 350g

くるみ     2つかみ

松の実     大さじ2杯くらい

レーズン    40gくらい

ドライイースト   4gくらい

お湯      200CC くらい



スペルト全粒粉を使っているのは、小麦粉よりもミネラルや微量元素が多いのと、

パンを食べた後に血糖値が上がりにくいからです。


作り方は適当です。

1.レーズンをお湯で戻します。ふやけるまで放置します。

2.お湯がぬるい温度になったと思ったらドライイースト君を投入し撹拌します

3.ドライイースト君が気分を盛り上げて泡立ってきたりレーズンさんが踊ったりするのをみることができます

4.大きめのボウルにスペルト全粒粉とくるみと松の実をいれておいたところに気分が上がったドライイースト君とレーズンさんを入れてこねます

5.途中休ませつつガスを抜きつついい感じに2次発酵させたらオーブンペーパーを敷いた型に入れ180度のオーブンで45分くらい焼きます


やはりドライイースト君の機嫌をいかに良くしてあげるかがパンを焼くときの肝だと思います。

私は3の段階でクラシック音楽かけてます。そうするとTicoTicoとかDanzon No.2みたいなラテンの曲を聴かせるとあぶくの反応のノリが良くなる気がします。


ドライイーストももの言わないけど生命を持っていると思うと感慨深いです。

そしてパンもスペルト小麦やくるみや松の実やレーズンという生きた植物だった時代もあったと思うと生命をいただくありがたさをしみじみ思います。





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