第2話2024年3/8卒業式より
もう中学校を卒業する時になってしまった。僕の中学校は小学校からメンバーが特に変わることも無かったので比較的、皆仲が良い。1学年1クラスしかない小さな学校ではあるが校舎は立派な木造で硝子細工の美しい窓がある、しかし、そのせいで予算が削られて、雨の日の渡り廊下は水浸しだ。
中学3年間は思い出しかない、毎日昼休みに男子全員でサッカーをしたこと。合唱コンクールでは金賞を取ったこと。修学旅行で……思い出したら切りが無い、卒業式では生徒会長である「陽葵」が皆の前で言葉に詰まりながら涙を流していた、僕も思わず込み上げたが「泣くのはダサい」と謎のプライドが泣くのを止めた。それから教室で最後の終わりの会をし、吉野先生から卒業証書を受け取り、集合写真を撮影して、各々で写真を撮った。僕は一番仲の良かった牛田先生と写真を撮り。あっという間に僕は卒業した。家に帰ってもまだ明日学校がある気がしたのは何故だろう。高校は家から一番近い、公立高校に行くことにした、同じ部活の友達「拓馬」や他にも友達が同じ高校に行くので高校生活はきっと楽しいものになるだろう、楽しみで夜しか眠れない。
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