これは、「幸せ」なものだ。「良いもの」だ。そんな事実が強く伝わってきます。
「ぬいぐるみ」。それがもたらす強烈な魅力。
一度手に取ったら、本当に再現なく「一緒にいたい」という気持ちが刺激される。
お気に入りの一体を「お迎え」したら、「そのお友達」ももっともっと、とお迎えしたくなる。
それが「ぬい」というものの魅力となります。
一体の「サメ」のぬいぐるみをお迎えした作者。その造形そのものの可愛らしさに虜になるも、もちろん話はそこでは終わらなかった。
なんといっても、「サメ」には色々な種類がある。そして、デフォルメされたサメたちの姿は本当の本当に愛おしいものばかり。ちょっと凶悪そうに見える顔が、逆にすごい愛嬌を醸し出していて、見ているだけで幸せな気持ちになります。
そうやって「沼」にはまった作者。サメだけでなく爬虫類とかクモとか、またエッジの効いたぬいたちを「家族」としてどんどんお迎えすることになります。
家の中はどんどん賑やかに。「居場所」を確保するのも結構大変ではあるのだけれど、間違いなくそこには「幸せ」の二文字が存在している。
読めばあなたも「ぬい」が欲しくなるかもしれない。そんな魅力いっぱいの世界を垣間見ることのできるエッセイです!