10月———残暑残る9月から朝夜は冷える10月へ

浪人生はいかがお過ごしであろうか。作者は浪人経験者なのでこの時期、気をつけるべき点を上げる。

1:共通テスト出願はしたか?

国公立はともかく、私大入試でも共通テストを利用する試験がある。共通テストは受けて損は無いのだ。英国社のみでも問題ない。

今年からネット出願になり、宛先、住所を手書きで書き損じの無いように集中して書いた思い出をこれからの子と共有出来ないのは名残惜しい。

ネットで調べるとまずマイページ作成が必要で期間は10月3日までだ。作ったマイページは二次試験や私大入試に使えるのかな?だとしたら羨ましい次第である。(スイマセン)

2:赤本は一周したか?

そろそろ書店に本年度の赤本が並んでいる筈だ。

いまから言うことはとても重要なので心に留めて欲しい。

1,2月はあってないようなもの!!!

まじで短い!!もうあっという間!!

主観的だが、これ理解している人あまり居ない。日本人、或いは人類の宿痾なのか、面倒くさい事はあと伸ばしにする習性があり、試験日の数週間前にやる人が大多数だろう。だがその人達の殆どが呆気なく落ちる。

例外はあるが、東大・京大レベルの人間たちである。何故なら彼らはその大学しか目を向けていないからだ。そんな彼らをふるい落とすのが、共通テストである。

足切りというやつだ。その基準点は凡そ70点代ぐらいだ。易化した年だと最悪80行くかもしれない。

こうして現実を知った受験生は浪人、または血涙を流し志望校を下げるのだが、結果は火を見るより明らかであろう。彼らがもし落ちたとすれば失敗というより、もはや事故である。

話を戻す。さて志望校の赤本だが、初回は無理でもいずれ全問正解しなければならない。もしくはケアレスミス以外か不正解の事由を述べられる場合は全問正解と見做してもいい。ようは一冊完璧にしなければならない。

そんな時間はない?諦めてください。別に私は塾講師じゃないので・・・

基礎固めは夏休みまでに全て終わらせろ、と教育者全員がそう言ってるのにしなかった自分が悪い。

3:青本は赤本より良書

最難校の場合、赤本の棚の隣に青本が売っている。ただしこれらは大型店舗しか並んでいないのでネット注文を早めに済ませること。

青本の特徴は、細かい。赤本は省略されがちな設問でも青本ではしっかり記されているのが多い。逆に青本ですら解説に載ってない設問は出来て当然だという逆探知が可能である。またはクソ問。

デメリットは赤本より掲載年が少なく三年分固定である。それ以外は見当たらない。

赤本分の年数を揃えたい場合、二年前の青本を買うことをオススメする。たかが一年分の為に数千円或いは一万円も払うのは愚の骨頂である。

4:運動・生活習慣

これは宅浪限定で、経済的理由または集団授業やグループミーティングが苦手で宅浪を選んだ者たち。

今すぐ、ヘルスケアアプリを開いて歩数計をチェックして欲しい。平均歩数が3000歩以下は危険だ。今夜散歩しろ。

"病む"勉強する気が起きなくなると思っていたら大間違いだ。

病んだ時に起きることは不眠だ。

不眠には種類がある。私も経験したので一つだけ言える。

寝たら血の流れが止まる。

病んだ時の私は常にそう思っていた。血流が止まれば即ち死ぬ。

こうなりたく無かったら運動と健康に気をつけること。