愚者とキッチンへの応援コメント
蝋梅めいた予感、からはじまるこの連作は、全体を黄色で包んでくれるような明るさを持っています。その明るさ(特にレモンイエローのレモネードは、液体だし目に飛び込んできました)が、主体の抱える「どうしようもない現実」を皮肉に浮かび上がらせているようにも感じました。ただ、最後の一首で引越し直後なのかなという気もしたので、その不安が黄色の明るさと混じりあっているようにも感じて…総じて「願い」の強い短歌らしい連作だったと思います。
主体の新しい生活に蝋梅のような予感がありますように。
作者からの返信
色のイメージが伝わり、とても安堵しております…!こういった明るい色味の連作はほとんど初めての試みでしたが、とてもよい経験になりました!お読みいただいただけでなく、素敵な評までいただき、本当にありがとうございました!
愚者とキッチンへの応援コメント
〈発疹は楽しい くしゃみも楽しいよ 通販ばかりの夜のさなかに〉
〈街路ゆくどの雪風もぐらぐらでいつか笑って死ぬ時の音〉
〈OK、余裕。どれだけ寒い壁際に逆立ちしても春のキッチン〉
〈二枚重ねたチーズが伸びる新しい街の光をとりこみながら〉
このあたりの作品が特に惹かれました。諦観に、ありったけの希望をふりかけたような作品群。素晴らしかったです。
作者からの返信
「諦観に、ありったけの希望をふりかけたような」、とてもとても嬉しいお言葉、ありがとうございます!励みになります…!今後ともよい歌が沢山詠めるよう、頑張ってまいります!