第16話 狂信者は善悪が分からないから生まれたのです?

「女神サウス様以外を崇めるやつは皆殺しだ!ヒャッハー」

「「皆殺しだヒャッハー!」」


 なんか一部過激派のせいでとんだ邪神にされそうなんですけど!?というか私の上司である元々の神々も信仰してもらわないと困りますよ!

 もういっそのことこの人たちを跡形もなく消滅…いえ、落ち着くべきです。ここで消滅させても第二第三者の良かなるものが現れるだけですね。


「どうしましょう?」

「えっとシイナ、そんなにプルプルしてどうしたのですか?」

「えっと…あの、あわわ」

「どうしましたか?ゆっくりで構いません。落ち着いて話してください。」

「は、はい!お、落ち着いて話します!私を跡形もなく消滅させたり…し、しないですよ!?」

「?あぁもしかして、口に出していましたか?いけませんね。」

「しょ、消滅だけは勘弁してください!?」

「ははは、シイナを消滅させるわけないじゃないですか?」

「ふぅ…安心しました。」

「消滅するのは、私以外を信仰するやつは皆殺しとか言っているおバカさんたちですよ。」

「あわわ、黒い微笑みが怖いですぅ…。」

「何か言いましたか?」

「い、言ってません!」


 まぁ私のこの美しい微笑みが怖かったとかそんなことはどうでもいいでしょう。後で鏡を見て笑顔の練習でしょうか?


「あっと、いけませんね。」


 今は、狂信者の撲滅ではなく、消滅でもなく、そうご退場です。ご退場のためにどうすればいいかでしたね。うーん、一応天罰システムを使えば、ここの画面の中の人々がいい感じにご退場してくれることでしょう。ですが、これでは第二第三者の良かなるものが現れることへの対策にはなりませんね。

 あっそう言えば、私の神としての教えを書いた聖書みたいなものは存在するのでしょうか?こういう狂信者が0になるとは言えないかもしれませんが、聖書は何がダメな行いで何が良き行いなのかの指標くらいにはなると思うのです。

 まずは、聖書の有無を確認してからですね!


◆ー◆ー◆ー◆ー◆


海西「拳じゃなかったけど、暴力に訴えようとするのは合ってるじゃん。」

美波「最終的には、善悪の基準は設けるってことにしたから違う!」

海西「え?でも、それって善悪の基準を設けて悪になった人を暴力的な手段で改心とかじゃないの?」

美波「いいえ、お話し合いで解決するつもりよ。」

海西「話し合い(物理)とかでしょ。絶対!」

美波「北見さん(海西の好きな人)に兄の醜態を…」

海西「お、俺が悪かったです。」

美波「よろしい。時間があればもっとなじるんだけど、そろそろ次回予告をしないとね。次の回からは聖書についての話になる予定よ。」

海西「ねぇ俺の扱いが酷い気がするんだけど?」

美波「ふふ、今更?兄は叩くと鳴るおもちゃだから。」

海西「いや、ちょっと酷すぎない!?」

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