d+d【先行公開版】
Hilde
【先行公開版】解説
【先行公開版】までのあらすじ
バラトール共和国の首都メッシュで祖父・両親・妹と暮らすアヴェスは、7歳の時に父リートゥスを亡くした。
リートゥスは、リュケイオン大学名誉教授で世界連帯構想創設者。
外国から侵攻を受けたメシーカ国の世連加盟に奔走するなかで命を落とした。
不在がちだった父に反発していたアヴェスだったが、父の親友ガネーシャとメシーカ国を訪れたことで父の志の一端に触れる。
アヴェスはガネーシャの息子フレイと共にリュケイオン大学に入学。
幼馴染みのダイアナとの恋も成就し卒業前研修にのぞむ。
一方、リートゥスのもう一人の親友、アッバース国第5代カリフ・ハーリドは、正妃の息子ラフィを次代カリフに指名し、兄のイスマイールをアッバース国の東部ホラーサーン地方の総督に任命する。
ラフィの後継をイスマイールにする事を二人に誓わせハーリドは病没。
ラフィが第6代カリフとなる。
ラフィの息子ムーサを次代カリフにしたい母后は、宰相ファドルを通してムーサをホラーサーン地方総督に任命。
イスマイールに総督を返上するよう圧力をかける。
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