24.机の話

 現在使っている机は小さ過ぎず大き過ぎずな平均的サイズの机なのだが、面倒くさがりな私は手の届く範囲にいろいろ置く癖があるため、机の上は結構ごちゃごちゃである。特に机の上に設けた書類置き場は常にパンパンだ。

 また、机の横には三段組みのキャスター付き物入れがあるのだが、いつの間にやら資料として使う書籍や保管中のプロットを置いておくスペースと化してしまい、常にごちゃごちゃしている。

 お世辞にも片付いているとは言えないし、作業スペースも机の六割ほどしか使えてないが、そこまで不便は感じない。目的の資料や本はすぐに手が届くし、それゆえ効率的に作業が出来る。電源を取るスペースが狭いのが少々難ではあるが、それ以外では特に不満はない。

 机の上では様々な物が活躍している。

 例えば辞書。今までは三千円程度で買えるコンパクトな辞書を使っていた。余計な機能が無くていいのだが、割と調べても出てこない単語があってスマートフォンを頼る場面が多かったので、最近三省堂の「新明解国語事典」を購入した。ページをめくらないといけないという不便さもあるが、元々辞書を引く作業は嫌いじゃなく、学生の頃は紙の辞書をよく使っていたので、慣れれば手早く作業が出来ると思う。

 筆記用具は大体ZEBRA社の「SARASA」とPIROT社の「FRIXION」を用いているので、机の上にあるペン立てにはその二種類のペンと替え芯で埋まっている。ペン立ての横には小物入れがあり、ここに色んな物を放り込んでいる。例としてこのエッセイで用いているボードゲーム「ガムトーク」やプロットをまとめるのに使用する無印良品の4コマ短冊型メモ、その他百均のホチキスやその針などが雑多に入っている。

 綺麗とは言いがたいが、私としては創作がしやすく落ち着くスペースだ。

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