タイトル『走り鉄』―――
これだけで多くの方は「何!?」ってなると思います。
読み始めればその謎はすぐに解けるのですが、「何…?」の疑問符は絶えることなく湧き起こり続け、予想外の展開に必死に並走しようとする――まさに『走り鉄』のごとき感覚を体験できます。
そして衝撃のラスト。まったく予想しなかったオチ。
それなのに、大いなる光の風…?とでも形容すべきものに包まれるかのような、不思議でさわやかな読後感!
何を言っているかよくわからないでしょう。私もよくわかりません。
確実なのは、これは間違いなく「愛」の物語だということです。
ぜひ、この新しすぎる愛の形を、多くの方に味わっていただきたいです!