ハッピーサンシャインデー
――――
これは
異世界パラレルワールドである
もう一人の
noteの小説の売り上げにより、ギーソンは魔法具を手に入れる。
売り上げによって運命が変わる物語。
――――
子供に小説を売り込みました。
悪いことしました。
子供に魔法で楽しい映像を見せました。
良いことしました。
これでプラマイゼロです。
これはチャーハンですか。
いいえ、あんかけチャーハンです。
ギーソンは日々を過ごしている。
実際、ギーソンと
お互いの思考が共有部分に保存され、それをお互い好きな時に覗けるというものだ。
ギーソンは常に覗いている。
暇だからだ。
インスタのストーリーを流し見するかのごとくリンクを行っている。
そしてこれも知った。
8月30日は「ハッピーサンシャインデー」だそうだ。
ギーソンはひねくれていた。
なぜハッピー=太陽なのだと、1人哲学を始めた。
1つ心理テストをしよう。
同じように1人哲学をしたことがある人はおそらくINFJだろう。
※ギーソン調べ。
雨は嫌なものの象徴で、歌詞なんかにも「雨が止むと虹がかかる」なんていう。
可愛そうに、雨だって好きで降ってるんじゃないだろうに。
でもふと、さっきの子供を思い出した。
魔法で映像を見せた子供は嬉しそうに笑っていた。
そして母親にその笑顔を向けると、母親も笑顔になった。
今度は母親がその笑顔をギーソンに向けて会釈をする。
ギーソンも暖かくなった。
そうか、あの笑顔は確かに太陽だな。
ギーソンの1人哲学も解答が出て、今日もほのぼのと過ごしている。
小説はまだ売れない。
――――
【現在の所持金:ー5万円】
――――
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます