第13話 この気持ちは……(かれんside)

「悠也……なんで」


「だってトイレでこんな遅いわけないだろ、友達だし」

あーほんとなんなの、私は何に悩んでたんだろ。


「そうだね。すみれのとこに戻ろっか」

「というわけなんで失礼します」

「え、あぁ……」


男は本当だったのかという表情で悠也に手を引かれる私を見ていた。


悠也に手を引かれる私の心臓はドクドクと音を奏ている。でもなんでだろうとても心地よい。

でもさっきいたお店が視界に入ってきた。こんな心地のいい時間はいつまでも続かない。

……結局悠也の1番はすみれなんだから。なんだかドクドクも少しずつ落ち着いてきた気がする……


「なぁかれん」

「……なに」

「いや、言ってなかったなって」



「……今日の服似合ってる。可愛いと思うぞ」


「え…」


あれ、このドクドクは収まったはずだったのに。言った悠也は耳まで赤くして照れている。あ〜もうほんとに……


「今日も、でしょ。減点。」


「……はい」


やっと私のこの感情がわかった気がする。悠也は、怖がりだし、照れ屋だし、特別顔がかっこいい訳でもない。でも私のことをよく考えてくれるし、いつも私の欲しい言葉をくれる。私にとっては世界でいちばん優しい人。


「でもありがと、似合ってるっていってかれてうれしい」

「ん」


「それと…………すきだよ」


「なんか言ったか?」


「……なんでもないよ」


私は悠也が好きだ。すみれにも渡したくないくらい悠也のことが好きなんだ。



******


こんにちはゆるせんです。ここまでが一章にしておきます。またすぐ2章も始めるのでよろしくお願いします。

あとがきは夜に書くと辛いので次の話の更新の前日にしておきますね。

おやすみなさい。(寝不足で親から注意受けました)

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