手話を勉強したら幼馴染がめちゃデレだったとわかった
ゆるせん
手話を勉強したら…………
第1話 俺の幼馴染の話
僕こと秋元悠也には2人の幼馴染がいる、とは言ってもちっぽけな交友関係の中で覚えている範囲の話だからだが。1人は瀬川かれん。彼女はモデルをやるような美貌の持ち主だ。おまけに艶やかな長い黒髪、いわゆる、ザ清楚系という子である。そんな子と2人で放課後に帰り道を歩いている。高校に入っても俺たちは一緒に登下校するような仲だ。自分でもいい関係だと思っている。
「お前今日も告られてたな」
「見てたの?まぁ悪い気はしないんだけど。可愛いって言われるの嬉しいし。でもそろそろめんどくさいかなー」
「贅沢者だな。僕なんて1回もないぞ告白されたことなんて」
なんて何気ない会話をしながらいつものように大きい川、2級河川というらしい、それを渡って水色の屋根が特徴的なあるうちにやってきた。家の前に立ち俺はピンポンを押す。「はーい」という声がしてドアが開く。
「あ、またきてくれたのね。どうぞ中に入って」
「「お邪魔します」」
そうで迎えてくれるのは黒川恵さん。もうひとりの幼馴染の母親である。年齢は36というが25歳と言っても騙されるような容姿をしているし、黒髪のセミロングはどこか幼さを感じる気がする。2階に上がり可愛らしい薄ピンクのドアの前に2人で立つ。一応ノックをし、そのドアを開ける。そこには綺麗な銀の髪を肩の上で綺麗にカットした少女が背中を向けている。本でも読んでるのだろうか。部屋に片足を入れると気配に気付いたのか椅子を回転させこちらを向いた。そして優しい笑顔を見せるのだった。彼女が俺のもう1人の幼馴染、黒川すみれだ。彼女もかれんに負けないくらいの美貌を持っている。どちらかというと小動物系の可愛い系だ。でもかれんと違って告白なんてされたことがない。なぜなら彼女は聴覚障害を持っているのだ。
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作者のゆるせんです。1話を除き1500文字程度で書いていこうと思います。
正直言って最初の1、2話は設定が多めなので面白さは少ないかも?でもこっから面白くなるはずなので最新話まで読んでいただきたいです。
高校の勉強のこともありますので不定期投稿ですが応援していただけると嬉しいです。
ぜひたくさん☆をつけてください。
新作出しました!タイトルは「隣のお嬢様が庶民的すぎる」です。ほのぼの系で書いてます。是非チェックお願いします!!
恵さんの年齢変えました。ちょっとおかしかったので
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