恋と嫉妬と断罪が絡み合う、まさに“乙女ゲームの裏側”を覗き見るような物語。 婚約者リリア、聖女メアリー、そして揺れる王子デービット。 それぞれの視点が丁寧に積み重ねられ、誰が正しくて誰が悪いのか――読めば読むほど簡単に割り切れなくなっていきます。愛とはエゴか、それとも救いか。 ハッピーエンドを望む心すら、果たして正しいのか。 そんな問いを自然に抱かせる、甘くて苦い読み応えのある一作です。
悪徳令嬢の気持ちに感情移入してしまいます。始めて読む物語の構成で、続きが気になります。