第37話
出場者10人が一斉に白鳥の湖の曲に合わせてバレエが始まった。
みんな上手に楽しそうに踊るのをボク達はみていた。
楽しんだ後、投票用紙を渡されてよかった人3人を書くように言われた。
ボク達はそれぞれ3人の名前を書き、みんな投票箱に入れ、投票結果を待つこととなった。
「こういうのたのしそうですよね!」
「そうね/そうですね。/うん!」
投票結果が発表され、10人中5人が選ばれた。
選ばれなかった5人は審査員の評価を受けて
泣く者や次に活かす者もいた。
選ばれた5人に山本蘭さんが入っていた。
「らんらんよかった〜」
「そうですね!」
「休憩した後、5人のバレエの踊りを見た後、投票でしたね」
「うん」
ボク達は休憩するため中庭的な場所に行った。
場所が変わり、京都某所
会議の進行役の女性が、
「各地で怪異などが暴れており、東京が手薄となっています。そこで人員配置の見直しということで会議を始めさせていただきます。初めましての方もいらっしゃるので自己紹介などもうよろしくお願い致します。」
1人の男性が、進行を遮る。
「自己紹介とかどうでもいいだろ」
「そうというわけにはいきません。では、私が皆様を説明いたします。」
ー 北海道支部を担当する勘解由小路家当主
勘解由小路来夏様
ー 東北支部を担当する弓削家当主
弓削勘九郎様 ですが、代理、弓削幹太様
ー 関東支部担当する 蘆屋家当主
不在
ー 中部支部担当する 土御門家当主
土御門清春様
ー 近畿本部担当する 安倍家当主
安倍春彦様
ー 中国・四国支部担当する 賀茂家当主
賀茂俊子様
ー 九州支部担当する 藤原家当主
藤原麻希様
以上で御座います。
「知ってる奴らばかりじゃねぇかなんで紹介したんだ?」
「やれと言われまして」
「蘆屋か?蘆屋のやつが?しかもあいつ不在だとふざけんな!」
「落ち着きなさい弓削の息子」
「賀茂ババアは黙ってろ!?」
弓削幹太と呼ばれる人物を締め上げる賀茂俊子
「誰が!ババアですか!勘九郎に後で抗議します。」
わちゃわちゃ言ってる時、女性が
「なぜ?蘆屋は不在なのですか?」
「来夏様…えっと東京で不思議なことが起きているからと調査のため不在で御座います。」
「そうだったのだな仕方ない」
ぐだぐだした会議は一向に終わりそうもなかった。
「進行を進めます。以下このメンバーで」
とスクリーンに映し出された。
賀茂俊子様、藤原麻希様 中国・四国 九州を合同
土御門清春様、安倍春彦様 近畿・中部を合同
勘解由小路来夏様、代理、弓削幹太様 北海道・東北合同
以上
「関東は?蘆屋がやるのか?」
「はいそのようで御座います。人手が足らなかったら、安倍様に言うそうです。」
「ふざけんな!」
「まあまあ、わかったと伝えてくれ」
「かしこまりました。」
取り敢えず、会議的なことが終わった?
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