第6話 追求
朝7時半、眠気がありつつ、朝食を作って食べている時に‥
「あ〜!昨日獣耳の人居たよね!あれ、コスプレ?けどなんかリアルだったような」
心の声‥放課後聞きに行ってみるか
謎を残しつつ、学校へと向かった。
ー 学校 ー
「前野おはよ!バイトだったか?どうだったんだ?」クラスメイトが声をかけた
「みんな優しくて、サポートしてるだけで
‥ちゃんとしたのはまだ、やってないかな」
心の声‥やる気ない人いるし!口悪い人いるし、少しやだけど‥仕事の内容とか言えない
「へぇ〜そうなんだ」
何気ない会話と授業を真剣にやりつつ、放課後を迎えた。
「金曜日終われば、夏休み!」
「でも、まだ、気は早いよだって今日月曜日」
「それ以上言わないでくれ前野!」
「あはは‥」
「じゃあ!/じゃあね」
クラスメイトと別れた後、バイト先に向かった
ー 何でも屋「カギヌマ」事務所ー
「すみません!鍵沼さん居ますか?」
「あれ?瑠璃君?どうしたの?」
「昨日の事で聞きたいことがありまして!」
「そう言えば、宍倉さん達大丈夫何ですか?」
「落ち着いて‥楓君はしばらく休みだけど‥」
「あ〜瑠璃っち昨日ぶり!」芝山さんが現れた
「大丈夫何ですか?」
「うん!大丈夫!てかさ、タメなのに何で敬語なの?」
「よかった‥えっともう少し仲良くなってからの方がいいかと」
「ふーん‥わかった‥」
芝山さんとの会話を終えて
「鍵沼さん!昨日起きた事など全て話してください!」少し怒り気味で言うと
「うん‥わかったよだから、落ち着いて」
「まず、瑠璃君が見たのは怪異というものさ
怪異ー現実には説明できない、不思議で異常な出来事や現象そのもの。突然現れる人ならざる何か
後は、妖ー鬼とか、天狗などかな」
「なるほど‥よく都市伝説とかアニメや漫画とかにも出ている感じであってますか?」
「まぁそんな感じかな」
「宍倉さんがその怪異になった人を殴っていましたが、」
「瑠璃君は、祓い屋わかる?」
「そういうの払う人ですよね?アニメとゲームそれと、昔の記述にもあった気がします。」
心の声‥え!本当にいるの?アニメや漫画の世界だけだと思ってた。
「うん‥まぁそんな感じ…楓君と霞美ちゃんはその家系だよ まぁ、僕も少し似たような感じだけど」
心の声‥え!身近な人がそうなの!
「そうなんですか?あ、鹿島さんは?」
「柚生さんは、えっとあーっと」
心の声‥なんか誤魔化している?
「言っていいですよ社長‥」鹿島さんが言う
「え!いいの?本当に?」
頷く鹿島さん
「柚生さんは、鬼なんだ‥」
「鍵沼さんいくら何でも酷いじゃないですか?」
「違うの‥私は、妖‥鬼なの」
心の声‥え?鬼?ん?
「え?」
「柚生さんは、鬼で、宍倉さんと、芝山さん、鍵沼さんは、祓い屋と言う事ですか?」
「そう!」
混乱したが、昨日のは事実だしと納得した。
「でも、おかしいのよね‥前野くんがバイトに来るの‥」
「え?どう言う事ですか?」
心の声‥来ちゃダメだった感じなの?
「本来、その求人視える人じゃないと見れないの」
「もしかして瑠璃君、家の人とがで視える系の人いる?」鍵沼さんが聞いてきた。
「えっと‥‥あ!母方にそう言う人いると過去に母に聞きました!」
「そうなんだね‥お母さんと少し話せたり‥」
「‥‥両親はボクが10歳の頃になくなっています。」
みんな沈黙した。
「でも!父の兄弟で、ボクにとって叔父さんが高校上がるまでは、見てくれてて、高校あがる同時にアパートをば用意してくれて、家賃と学費だけは払ってくれると言っていて後は、高校3年になったら自分で光熱費とか水道代食費は自分で払えば、みてもいいと言われたので大丈夫です。」
「それってさ」と言いかけた芝山さん
それを鍵沼さんが阻止した。
「もっと詳しいことを少しずつ話していくから、それまでは、バイト休んでいいよ‥金曜日の放課後に来れそうだったら来てくれればいいし」
そう、鍵沼さんが言ってくれた
「ありがとうございます!金曜日の放課後行きます!その次は夏休みですし」笑顔で言った
「うん‥わかったよ瑠璃君、今日はわざわざ来てくれてありがとう 金曜日待ってよ」
「はい!ではまた、金曜日!」
そう告げて、事務所を後にした。
帰宅する途中‥自分の人生を少し振り返った
家に着いていつも通りやり、
その日は寝た‥
ー瑠璃が帰った事務所内 ー
「瑠璃っちも色々とあったんだね」
「そうだね/そうね」
皆が、そう語っていた。
「みんなの過去話してみない‥」
「うーん‥うちは、自分の覚悟決めてから瑠璃っちに話してみようと思う」
「私は‥少し馴染んで来てから、でいいかな」
「そうだよね‥楓君にも一応言っとくよ」
「社長はどうなのよ‥」
「僕も覚悟が決まったらみんなに話す」
「言い出しっぺ」と2人は言う
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