プロローグから一気にその世界に引き込まれた。銀河系全域に通信網を張り巡らせる大企業で働くサラリーマンたちの日常——その設定を「広大な宇宙を背景にした普通の会社内」という形で描いているところが、この作品の大きな魅力だ。主人公・シンシマの情報収集能力と笑いを誘う人物描写が第1話から光る。「隣のビルにも社食はあるのに、ここの飯が一番うまいから毎日来ている」と言いのける泰然とした気質が、読者を一気に引き込む。宇宙SFと「丁寧な人間ドラマ」が巧みに融合した、稀有な一作だ。
すこし読みづらさを感じてしまったが、宇宙が舞台の作品が好きならぜひ読んでほしい作品でした!人同士の会話がよく出来ていて世界観も作り込まれているのでオススメです!