読了。
結論から言うと、めちゃめちゃおすすめです。
特に後半は年甲斐なく号泣してしまいました。
派手さはないが、雪のように冷たく、そしてほろ苦い。
ようは、『一度の人生で、本当に好きな人と結ばれるか?』
と言うテーマに、『幸せとは何か?』『結婚とは何か?』『別れとは何か?』と言うテーマが、雪のように淡々と紡がれていきます。
私もしょっちゅう色々なところで言うわけですが、
恋人と、結婚相手は違うものだと思うのです。
狂ってしまうほど好き!!
これが恋ですが、
狂ってしまうほど好きな人と五十年一緒にいられるか?
答えは、そうではないのです。
この人となら五十年生きていける。それが結婚相手なのではないかと思うわけです。
しかしそれじゃあ、本当に好きな人と一生一緒に居られないこの人生に、幸福はあるのか!?
本作は答えの出ないこの問いに、逃げずに向き合っている。そんな印象を受けました。
ラブコメでは決してありません。
大人の恋です。
そして、大人が共感できる物語です。
ラストの展開はー……正直賛否あるかもしれません。が、ハッピーエンドが好きな方には救済になるやもしれません。
ぜひ、読んでいただきたく。
ご一読を。