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    こんにちは! 早速読ませて頂きました。

    昭和から平成にかけてのような空気感がとても好きです。
    抑制的な筆致で、
    「誰かに見られることで壊れた人が、たった一人の視線を選び直すまで」
    を、嘘なく描こうとしている作品だと感じました。

    母という”色”の存在が直接語られすぎず、
    それでも影として物語の中に残り続けるところが印象的で、
    地方と東京、視線と距離、色恋と祈り――
    そうしたものが静かに積み重なり、母も娘も”恋”に着地していく。
    丁寧な描写と相まって、余韻の残る、心地よい読み心地でした。

    欲を言えば(あくまで私的な感想ですが)、
    貴和子は最後まで抑制的だからこそ、
    どこか一瞬だけ感情が爆発する場面があってもよかったのかな、とも思いました。
    そうすると、大人の拓真と少女の貴和子の対比が、さらに強く際立つ気がしました。

    すみません、勝手言ってますね。てへ。

    静かで、誠実な物語でした。
    素敵な作品を届けてくださり、ありがとうございました(=^・^=)

    作者からの返信

    ご感想ありがとうございます!
    読み直してみたら、時間の経過と貴和子の変化の説得力が甘いと思いました。せっかくの年の差も活かせていないです。二人のやり取りをもっとたどるか決定的な爆発があるか、というのは選択肢ですよね……。
    貴重なご意見嬉しいです。てへ。