楽しさを取り戻すために甘えてみようと思います
ほお
第1話
文章を少し書いただけで、日本語が正しいか気になって全然先に進みません。考えに考えて、お出しされるたったの三百字。最初はいいかもなぁと思っていたアイデアが、これは面白いのかと疑問に感じてきてスタート前に頓挫します。そして無限にアイデア蔵に籠りきり。
こいつは本当に創作を目指しているのかとずっと疑問でした。私は人が読んでも面白いものを作るだけの能力があるのでしょうか。まともな文章、魅力的な登場人物たち、彼らの会話、丁寧な風景描写まで全てを求めています。力が、力が欲しいです。少しでも身に着けるためには、やはり書いていくしかないのでしょう。
なのにずっと何もできずにいるのですが、スタートラインがそもそもおかしかったことに気が付きました。最初は自分が楽しく感じられるかなのではないかと。もちろん人に迷惑をかけない程度に。プロの作家なら必要に応じた作品を求められるでしょう。しかし、私はネットに僅かな文章を残しているだけの超アマチュアです。私が変な作品を書いても何人気にする人がいるでしょう。稚拙な出来であっても好きなものを目指せたらそれいいんじゃないのかと。ようやく自分への甘さが湧いてきたのでした。もちろんそうやっていく内に少しでも面白い小説が書けるようになったら幸せですよね。
後は恥じらいもこれから捨てて行けたらなぁと思います。かわいいキャラを追及したっていい、厨二に走ったっていい、全然書こうとも思っていなかったジャンルに行ってもいい。自分の好きなものをありったけ書いてみましょう。
まずは自分だけしか楽しいと感じられないような小説からのスタートでも、こうやったら人が読んでも面白いかもを目指していけたらと思う深夜なのでした。
楽しさを取り戻すために甘えてみようと思います ほお @HouhouKanpa
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