第2話ノンフィクション

”空虚”だった…


ただ起きて職場に向かい、仕事をこなし帰って飯を食い、適当に時間を潰し寝る…


いい歳して貯金も配偶者もいない


幼少期将来の夢は?の項目に周りの子は野球選手やお花屋さんとか書く中、ΟΟの店員と書く程に夢のない少年だった…まぁそれに近い職に就いているので、ある意味夢は叶っているが…


本気になったり、努力した事が無かった


常識に囚われ過ぎではあるが、それが馬鹿らしいとも思っている…


善悪分かった上で姑息な事ばかりしている


ただ情に弱いタイプではある


外面(振る舞い)だけはいい


人生において目標もないから未練も執着もない


ただ…欲(悪意)はある程度ある


”母子家庭”の”長男”として育てて頂いたにも関わらず、この体たらくである…が故に安易な死を選ぶ事はしない(出来ない)






  ただ自分は”虚しい”だけだ…

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