トライアド

lecom

第1話 覚え書き

夢を見たので覚えておく。今回は設定だけの模様。


スリ-マンセルカリキュラムがある大学での話。それぞれがサポートし合い成長していく名目であるが、3人それぞれが別学部でなければならない。学条としては同レベル複数の人材を輩出することにあり、創立時点では輩出した人材による国家の支配が

目的であった…が、既に支配は完了しており国家元首を何人も輩出しているが、創立から百数十年経過しており、時勢もありその目的は薄れているようにも見える。総合案内塔という創立当時からある古い二階建ての建造物があるが、”塔”という名称から近年建てられた大講堂ビルと間違われがち。


主人公。

白色人種男性、ほぼ障碍者。注意力散漫なタイプではなく、人の話を聞いたり状況を把握することはできる(作中ではできているようにとする)が、喋りによるアウトプットがほぼできない。実のところは事象に対してのインプットが対話の場合であり、即座に言葉でアウトプットするには時間が全く足りない。瞬時に取得情報の理解ができ脳内で解答を出すことができるが、応答の取捨選択が出来ず全てに応えようとするため、はたから見るとただのガイジ。身体能力もあきれるほど低い。ペーパーテストも幼少時は模範解答と共に出題者の意図、出題者の近況の予測、監督官の心情等々を紙面及び机に書き出そうとするので対話同様であったが、成長と共に制限できるようになった。つまりペーパーテストではカンニングを疑われるほどの模範解答を導き出せるようになり、実際大学入試時に疑われている。チャットやメール類、手紙等はまだ全然無理。留学生で自国の王位継承権第一位を持つ。政治経済学部。


主人公。

白色人種女性、上記男性の姉。頭脳身体能力共に並、であるが王族としての英才教育を受けており、努力家でもあるので”並”としたがそれぞれ平均以上ではある。ブラコン。王位継承権はない。活発女性テンプレであり、幼少時より誰からも愛されるタイプの女性であり、王族であることからも過去メディアへの露出も多かった。だが王位継承権が無い事を自覚し、弟の才能を把握するやメディアへの露出を避け、弟の戴冠プロデュースに全力を傾ける。以下で紹介する使用人男性に恋心を抱いている。情報コミュニケーション学部。


主人公。

褐色男性、浅黒系男子でまるっきりの黒人ではない。上記二人の母国の王家に使える使用人の家系の嫡男。もはや使用人という概念が薄れている国勢であり、家からもそのような感覚を表に出すことを控えるように言われているが、本人は王家に殉じる気マンマン、というよりも姉弟に殉じる気マンマンである。表立っては控えめであるがその実陽気でチャランポランな性格をしており、安請け合いや推し(姉妹)の異常なまでの喧伝等、王家の隠れたトラブルメーカーでもある。間違った執事の情報による執事観で自己を研鑽している。持ち前の卓抜した身体能力で武道にも通じ、過去それによる賠償事件も多発している。また、数学に異常なほどの才能を有しており、王家からは国家予算を担う逸材として期待をされているが、本人に全くその気がない。姉の婿として王家入りも期待されているが、推しと結婚してどうする。理学部。


主人公。

東洋人40代男性。離婚歴あり。同大学教授になりたてであり、通例によりセルを一つ専属で受け持つことになり、それが上記セル(助教授時代は複数セルのサポート、ベテラン教授は複数サポートと複数専属となる。新米教授はサポートをいったん免業され、一つのセルを卒業まで専属とする。)。嫌生感が漂っている。政経教授なのに他学部セルのサポに辟易しており、新任期間が過ぎたら職を辞しようと考えている。大学に隠し身分を偽って著作活動をしている。〇〇したら大儲け!とか初心者ISA入門とかのアレ系を書いており、ベストセラーになったものもある。本名で論文バリの政治本も数冊出しているが、勿論売れていない。著作知名度もない(が、↑の褐色男性は王政に関する著作を保持しており、その中の忠誠とその機構に関する項目にひどく感銘を受け自らのバイブルとしている。良いのか悪いのかたまたまその著作だけ軽薄ケーザイ本とも違うペンネームで出版されており、双方に認知はない)。現学長との縁故採用。


まんま紅茶。

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