SCENE#67 Asia 三つの絆、国境を越えて

魚住 陸

Asia 三つの絆、国境を越えて

第1章:出会いと壁




東京の賑やかな大学の教室で、日中韓の3人の若者が出会った。韓国からの留学生、キム・ジフンは、歴史問題に敏感で、日本の文化にはまだ慣れないでいた。中国からの留学生、リー・メイは、控えめだが芯が強く、自分の意見をしっかり持っていた。そして、日本の学生、藤原 晴翔(ハルト)は、明るく社交的だが、彼らの間に横たわる歴史の溝を意識していた。






最初のうちは、それぞれの国の歴史認識の違いからくる微妙な距離感が存在した。特にジフンは、授業で日韓関係の話題が出ると、表情を硬くし、時には強い口調で反論することもあった。





「私たちの国では、この出来事は全く違う形で教えられています。日本の教科書は、あまりにも…」と彼は言った。





メイも「そうね、私も正直、戸惑うことがあるわ…」と同意した。メイもまた、尖閣諸島問題に触れるニュースに心を痛め、晴翔の顔を直視できないこともあった。晴翔は、彼らの反日感情に戸惑いつつも、彼らとの間に本物の友情を築きたいと強く願っていた。






ある日、授業のグループワークで、3人は日本の伝統文化について発表することになった。晴翔は熱心に提案をした。





「ねえ、日本の祭りの歴史とか、着物の変遷とか、面白くない?みんなで分担して調べようよ!」





しかし、ジフンとメイはどこか遠慮がちだった。発表準備を進める中で、互いの文化への理解不足や、歴史に対する異なる視点が浮き彫りになる。





ジフンは「正直、日本の伝統文化って言われても、どう切り込んでいいか…ちょっと抵抗があるというか…」と戸惑いを口にし、メイも「私も、日本の文化を深く知る機会がこれまでなかったから、どう表現すればいいか悩むわ…」と続けた。






それでも、晴翔は忍耐強く、「大丈夫だよ。僕も知らないことばかりだし、一緒に学んでいこうよ。それぞれの国の視点から話せば、もっと面白い発表になるはずさ!」と促した。小さな共同作業を通して、彼らは互いの人間性に触れ始め、表面的な国籍や歴史認識の前に、一人の人間としての魅力を見出し始めていた。






第2章:すれ違いと理解への一歩





グループワークでの交流を経て、3人の距離は少しずつ縮まっていた。休日に一緒に東京観光に出かけたり、それぞれの国の料理を教え合ったりする中で、言葉の壁を越えた共通の趣味や笑いのツボを見つけ始めていた。





「ハルトが作ってくれたたこ焼き、本当に美味しい!韓国のチヂミと似てるけど、また違うね!」





「私の故郷の料理も、いつか作ってあげたいわ。ちょっと辛いけど、きっと気に入ると思う!」





晴翔は、「絶対作って!楽しみにしてるよ!今度、3人で一緒にカラオケ行こうぜ!」と応じた。





ある週末、3人は日本の歴史ドラマを一緒に観ることになった。ドラマの内容は、日中戦争を背景にしたものだった。ドラマが進むにつれて、ジフンとメイの表情はやはり曇り出し、晴翔は居心地の悪さを感じていた。ドラマが終わった後、沈黙を破ったのはジフンだった。





「僕たちの国では、この歴史は全く違う形で教えられています。日本が加害者として描かれることはほとんどない…僕の祖父は、この戦争で本当に苦労したんだ。だから、こういうドラマを見ると、どうしても…」と彼は静かに、しかし力強く言った。





メイもそれに同意し、「そうね、私も正直、見ていられなかった。中国では、もっと生々しい被害の歴史を学ぶから…心が痛んでしまう…」と複雑な感情を露わにした。





晴翔は、彼らの感情を理解しようと努めた。





「僕は、歴史を直視しないといけないと思っているんだ。日本の犯した過ちから目を背けてはいけない。でも、だからといって、今の僕たちの関係までが否定されるべきだとは思わないんだ。僕たちは、これから新しい関係を築いていけるはずだ、って信じたいんだよ!」と、震える声で語った。





その夜、3人はいつもより深く、真剣に語り合った。それぞれの国で受けた歴史教育、家族が経験したこと、そして個人的な感情。ジフンは、祖父が経験した苦難について語り、メイは、戦争の悲惨さを伝える中国の教育について話した。晴翔は、日本の若者として、自国の歴史に対する無知や無関心を反省し、彼らの痛みを受け止めようとした。






ジフンは「正直、日本に来る前は、日本人に対して複雑な感情があった。でも、晴翔とメイと出会って、それは少しずつ変わってきた。個人と国は違うって、少しだけ理解できた気がするんだ!」と打ち明けた。





メイも「私もよ。晴翔たちの優しさ触れて、固定観念が少しずつ崩れていくのを感じているの!」と続いた。





晴翔は「ありがとう。僕も、君たちからたくさん学ばせてもらってるよ。これからも、こうやって話していきたいんだ。僕たちが理解し合えば、きっと何か変わるはずだから!」と返した。この話し合いは、彼らにとって辛い経験だったが、同時に互いの心の奥底にある感情に触れ、理解を深めるための重要な一歩となった。






第3章:繋がる心





歴史に対する深い話し合いの後、3人の間にはそれまでになかった信頼感が生まれた。互いの意見や感情を尊重し、たとえ意見が異なっても、それをきっかけにさらに深く語り合おうとするようになった。彼らは、歴史を「乗り越える」のではなく、「理解し、共に考える」ことの重要性を学び始めたのだ。






ある時、ジフンの家族が体調を崩したという連絡が入り、ジフンはひどく落ち込んでいた。「母が…急に倒れたって連絡が来たんだ。すぐにでもソウルに帰りたいけど、試験もあるし…どうしたらいいか…」と彼は声を震わせた。





晴翔とメイは、すぐに彼を励まし、献身的に支えた。晴翔は「大丈夫か、ジフン!僕にできることなら何でも言ってくれ。病院の場所とか、チケットの手配とか…」と寄り添い、メイは「私も、家族と連絡が取れない時の不安はよく分かるわ。一人で抱え込まないで。私たちがいるから!」と慰めた。





メイは、故郷の家族と連絡が取れない時に感じた不安をジフンに打ち明け、共感を示した。晴翔は、遠く離れた異国で一人でいるジフンの孤独を理解し、できる限りの協力を惜しまなかった。





ある寒い冬の夜、メイが慣れない日本の生活で体調を崩してしまった。熱を出し、心細そうにしていた彼女のために、晴翔とジフンは交代で看病に駆けつけた。晴翔は薬を買いに行き、メイが食べやすいようにとおかゆを作った。





「熱、大丈夫?これ、お母さんが風邪ひいた時によく作ってくれたおかゆなんだけど、食べられそう?」と晴翔は優しく尋ねた。





ジフンは、メイの故郷の家族に連絡を取り、状況を伝えた。「ご家族に連絡したよ。メイが元気になったら、また連絡するって伝えたから、安心してゆっくり休んで!」と告げると、メイは涙を浮かべながら「二人とも…本当にありがとう。一人で心細かったけど、あなたたちがいてくれて、本当に良かったわ…」と感謝した。






また、メイが日本語でのプレゼンテーションで悩んでいた時、晴翔は彼女のために何度も練習に付き合い、ジフンは韓国語と中国語の視点から表現のニュアンスをアドバイスした。






メイが「この表現で、本当に伝わるかしら?日本語って本当に難しい…」とため息をつくと、晴翔は「うん、メイなら絶対大丈夫!もっと自信持って!もしよかったら、僕が付き合うよ。何度でも練習しよう!」と励ました。ジフンも「メイ、この部分、韓国語だとこういうニュアンスになるんだけど、中国語だとどう?日本語にするとき、参考にできるかも!」と的確な助言を送った。






彼らは、互いの弱点を補い合い、強みを引き出し合うことで、より強い絆を築いていった。試験前には、3人で図書館にこもり、互いの得意分野を教え合った。晴翔は日本の歴史や文化について分かりやすく解説し、ジフンは外国語のリスニングを手助けし、メイは論理的な文章構成のアドバイスを与えた。






ジフンは「ハルトの説明、本当に分かりやすい!これで日本の歴史の授業も乗り切れそうだよ!」と感心し、晴翔は「メイのおかげで、レポートの構成がすごく良くなったよ。助かる!」と笑顔を見せた。メイも「ジフンも、私のリスニング練習に付き合ってくれてありがとう。一人だと、なかなか集中できなかったから助かったわ」と感謝した。






彼らは、反日感情という個人の中に根ざした感情が、必ずしも現代の日本人との関係を規定するものではないことを学び始めていた。むしろ、互いの人間性を尊重し、支え合うことで、国籍や歴史観を超えた、真の友情が育まれることを実感したのだ。





ジフンは「こんなに親しい日本の友達ができるなんて、正直、来る前は想像もしてなかった。晴翔とメイには感謝しかないよ!」と語り、メイも「私もよ。あなたたちと出会えて、本当に良かったわ!」と続いた。晴翔は「僕もだ。二人のおかげで、僕の世界もすごく広がったよ!」と、彼らへの感謝を伝えた。







第4章:未来への架け橋





卒業が近づき、3人はそれぞれの未来について考えるようになった。ジフンは韓国に戻り、日韓の文化交流に貢献したいと考えていた。メイは日本で就職し、日中間のビジネスの架け橋になりたいと願っていた。晴翔は、国際関係の分野に進み、アジアの平和に貢献したいと考えていた。






彼らは、自分たちの友情が、単なる個人的な絆に留まらず、それぞれの国の未来にポジティブな影響を与えうることに気づき始めていた。





ジフンは「韓国に戻ったら、日本の文化を紹介するイベントを企画したいんだ。その時、晴翔とメイ、ぜひ協力してくれないかな?」と持ちかけた。晴翔は「もちろんだよ!僕たちにできることなら何でも協力する!」と即答し、メイも「私も、全力でサポートするわ。私たちの友情が、アジアの架け橋になれたら、本当に嬉しい!」と意欲を見せた。






ジフンは、韓国で日本の文化を紹介するイベントを企画する際に、晴翔とメイに協力を求めた。メイは、日本企業と中国企業の提携プロジェクトで、彼らの友情から得た異文化理解の経験を活かした。晴翔は、大学のゼミで日中韓関係をテーマにした研究発表を行い、ジフンとメイとの友情が、いかに自身の視野を広げたかを熱く語った。






卒業式の日、3人は固い握手を交わし、未来への誓いを立てた。





晴翔は「たとえ離れても、僕たちの友情は永遠だよ。何かあったら、いつでも連絡してくれ!」と力強く言った。ジフンは「もちろん!僕たちの友情が、これからの日中韓関係のモデルになるように、それぞれの場所で頑張ろう!」と応じ、メイは「必ずまた会おうね。今度は、もっと大きな仕事で一緒に力を合わせることを夢見て!」と希望を語った。






彼らは、歴史の課題を完全に消し去ることはできないと理解していた。しかし、憎しみや不信感に囚われるのではなく、対話と理解を通じて、新しい関係性を築くことができるという希望を見出していた。彼らの友情は、まさに「未来への架け橋」となっていた。







第5章:友情の絆、永遠に





それぞれの道を歩み始めた3人だったが、彼らの友情は、国境を越え、時間をも超えて続いていった。年に数回は再会し、時にはオンラインで近況を語り合った。それぞれの国で異なる立場で活躍する中で、彼らは互いの存在が、常に自身の行動を支える大きな力となっていることを感じていた。






ジフンは、ソウルで若者向けの日本文化体験プログラムを立ち上げた。そこでは、歴史だけでなく、現代の日本の多様な文化を韓国の若者たちに肌で感じてもらうことを重視した。






「最近の日本の若者文化って本当に面白いね。僕たちのプログラムを通して、もっと多くの韓国人に日本の魅力を伝えたいんだ!」と彼は熱く語った。





メイは、東京で日中間のスタートアップ企業の支援に奔走し、両国の若者が共に新たな価値を創造できる場を提供した。





「日中の若者が手を取り合えば、もっと面白いビジネスが生まれるはずよ。私も、その力になりたい!」と彼女は目を輝かせた。晴翔は、外務省に入省し、アジア地域の平和構築に尽力していた。






僕たちの友情は、単なる個人的な絆に留まらなかった。大学時代、友人の中には、最初は「よくあんな国の人と仲良くできるな…」と陰口を叩く者もいた。でも、僕がジフンやメイと楽しそうに話している姿を見たり、一緒にボランティア活動に参加する彼らの真摯な姿勢を知るうちに、だんだんと彼らを見る目が変わっていった。






僕たちは、休日にはよく地域のお祭りや清掃活動にも参加した。最初は言葉の壁も感じたけれど、一緒に汗を流し、地域の人たちと交流するうちに、ジフンもメイも笑顔が増えていった。「日本に来て、こんなに地元の人たちと触れ合えるなんて思わなかった。本当に温かいね」とジフンが言った時、僕も本当に嬉しかった。






大学祭で、僕たちは日中韓の文化を紹介するブースを出展することにした。ジフンは韓国の伝統的な遊びを、メイは中国の書道を、そして僕は日本の和太鼓を、それぞれ得意な形で披露した。準備期間は大変だったけど、「私たちの文化って、こんなに面白いんだ!」って改めて実感できたし、何より3人で一つの目標に向かって頑張るのが、本当に楽しかった。







この文化祭は、地元の新聞にも取り上げられた。「国境を越えた友情が紡ぐ、新たな交流の形」という見出しを見た時、ジフンもメイも、そして僕も、照れくさいけれど誇らしい気持ちになった。この記事をきっかけに、他の大学からも合同イベントの誘いが来るようになり、僕たちの活動は想像以上に広がっていった。世間の声、特にSNSで反日や反中、反韓感情を煽るような報道がされるたび、正直、心が折れそうになることもあった。ジフンの顔が曇るのを見ると、僕も胸が締め付けられた。






そんな時、メイが静かに言ったんだ。「私たちは私たちよ。外の雑音に惑わされちゃダメ。私たちは、自分たちが信じる道を歩めばいい!」その言葉が、どれだけ僕の心を強くしたことか。僕たちの友情が、少しずつだが確実に、周囲の固定観念を溶かしていくのを感じていた学生時代…






ある日、国際会議で偶然再会した3人は、お互いの成長した姿に感動し、深く抱き合った。ジフンは「晴翔!メイ!まさかこんな場所で再会できるなんて!」と驚き、メイも「あなたたちも、本当に立派になったわね。なんだか、感動しちゃったわ!」と目を潤ませた。僕は「こうしてまた会えて、本当に嬉しい。僕たちの友情は、ずっと変わらないね!」と心から言った。






その夜、僕たち3人は久しぶりに酒を酌み交わした。学生時代の思い出話に花を咲かせ、それぞれの国の現状や未来について熱く語り合った。ジフンが、韓国で日本の文化を広める活動に力を入れている話を聞いて、メイが、中国と日本のビジネスの架け橋になろうと奮闘している姿を見て、僕は胸が熱くなった。






ジフンは「あの頃は、正直、日本のこと、複雑な気持ちで見ていたけど、今では晴翔のおかげで、ずいぶん日本の見方も変わったんだよ」と語り、メイも「私も。文化や歴史の違いはあっても、個人として尊敬し合える関係って、本当に大切だと実感してる」と続いた。僕は「僕も、君たちと出会って、アジアの多様性や、共通の未来を築くことの重要性を肌で感じることができた。本当に感謝してるよ」と伝えた。






僕が外務省に入省したのは、まさに彼らとの出会いがきっかけだった。歴史の重みを知りながらも、互いを理解し、未来を共に創っていくこと。その可能性を、ジフンとメイが僕に教えてくれたのだ。彼らと出会う前の僕は、漠然と国際関係に興味はあったけれど、どこか他人事だったかもしれない。でも、彼らと苦楽を共にし、感情をぶつけ合い、そして深く分かり合う中で、僕の心の中に「アジアの平和」という具体的な目標が生まれたのだ。






彼らの顔を見ながら、僕は心の中で誓った。この友情を、僕が関わる仕事の中で生かしていこう。国と国との関係は複雑で、簡単には変わらないかもしれない。けれど、ジフンとメイとの絆がそうだったように、個人のレベルでの理解と信頼が、やがて大きな流れを生み出すと信じている。







外務省に入省して数年後、僕は日中韓の若者が共同でアジアの環境問題に取り組むプロジェクトを担当することになった。真っ先に連絡したのは、もちろんジフンとメイだった。ジフンは韓国側のNGOと連携し、メイは中国のIT企業との橋渡し役を務めてくれた。文化も仕事の進め方も違う中で、衝突することもあったけれど、あの学生時代に培ったお互いへの信頼があったからこそ、困難を乗り越え、プロジェクトを成功に導くことができた。達成感と共に、僕たちの友情が、本当に大きな力になるんだと改めて実感した瞬間だった。






僕たちは卒業式の後、毎年GWには必ずどこかで会うという約束を交わした。最初の一年は東京、次の年はソウル、その次は北京。それぞれの場所で、僕たちは学生時代には想像もできなかったような経験を分かち合った。あの頃の無邪気な友情が、今ではそれぞれの国の未来を考える大きな力になっていると感じる。






外務省の研修でソウルを訪れた時、ジフンが企画した日韓交流イベントに顔を出した。多くの若者で賑わう会場で、生き生きと活動するジフンの姿を見て、僕はこの友情が間違っていなかったと確信した。メイも、東京の国際会議で再会した時に、中国の新しい技術について情熱的に語っていた。彼女が、日中の架け橋として活躍している姿に、僕は心から誇りを感じた。







数年後、僕は大学で国際関係論の講義を受け持つ機会を得た。そこで、ジフンとメイを特別ゲストとして招き、僕たちの友情の物語を学生たちに語った。彼らの話を聞く学生たちの瞳は輝いていた。「私たちも、国や文化の違いを超えて、こんな友情を築きたいです!」という声を聞いた時、僕たちの歩みが無駄ではなかったと、深い喜びを感じた。






夜空を見上げると、東京の光が瞬いていた。あの頃、右も左も分からなかった留学生のジフンとメイ、そして、そんな彼らとの間に壁を感じていた僕。3人の若者が、分断を乗り越え、友情を育んできた。この友情こそが、僕たちが目指すべき未来の縮図なのだ。これからも、この大切な絆を胸に、僕は歩んでいこうと思う…


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