世界が融合し続ける世界で僕は日常を守れるだろうか?
@aayayyshimada
第1話 日常
ピピピ!!!べし!!5:00
ゥゥウ‥体がだるいし眠いけど早く起きて
家から出ていかないと寝起きの悪い姉に
八つ当たりされるし無理にでも体起こさないと‥
『おはよう 母さん』
『母さんって呼ばれると年取ってる
みたいじゃないやめて』
『事実じゃん』
『あ゛飯ぬきすんぞ!!』
流れるように咄嗟に土下座を決め込んで謝る
『おはよう まま、どうかご勘弁を‥』
『分かったら制服に着替えてとっととくえ』
『へい!分かりやした!!』
ゆうごは、ハンガーに飾ってある制服に近付き
勢いよく着替え手ごますりながらテーブルの
コンビニのサンドイッチを食べるとそのまま
外に出る。
『行ってきます!!』
『いってらしゃいな~』
ゆうごは、急かされるように家を出て自転車に
乗って駆けるよう進んでいく。
あ~ねむ‥あいつらもう来てかな~
まだ校門閉まってると思うけど‥
駆けるよう自転車を進めていくゆうごの前を
ネズミが凄いスピードで走り去っていた。
おお!ネズミだ!最近よく見るな~
そして学校に近くにつれて、二人の青年の
姿が見えてくる、角刈りの大人びたヤクザような青年の時島と隣の青年と比較すると少し低めの真面目そうな青年の香るである。
二人とも高校一年生の時にできた、ゆうごの友人である。そして二人の姿が見えてくるとゆうごは、自転車のスピード落とした。
‥ぉおお!いた!二人とも来てたんだはぇ~
『おはよう!時島!そこにいると引くぞ♪』
『うん?うお!あぶねぇだろ!!バカ!』
『うん!ごめん!避けてくれると信じてたよ
相変わらず早いね~さすが、真面目コンビ』
『当たらどすんだよ~お前な‥まあ自分でも
さすがに早く来すぎたかなとは、思ってはいる
と言うか何笑ってるだよ、お前もだからな!
香る』
香ると呼ばれた青年は口を手で隠し堪えるように
笑っていた。
『い、いや、僕はほら車掌さんになるのが
夢だから今のうちに習慣付けとかないと
だし時島は違うでしょww』
『ぐうの音出せない正論で草』
時島『言うてお前もだろ』
『え?僕?‥僕はちゃんと理由あるよ‥
ン、フンフフフ』
‥さすがに長くしゃべたいから早く来てるって
言うのは、恥ずかしいから言わないけど‥
時島『まじ?何?』
ゆうご『え?言わないよ。』
時島『言わないじゃあ、ねえのと一緒じゃねえか!』
ゆうご『確か♪に』
三人の前に凄い勢いでネズミが通りすぎていく。
時島『うお↓!!気持ちわる!!!』
ゆうご『お~お良い反応、ネズミ嫌い?』
時島『どぶネズミが好きやつ居ねぇだろ
病原菌だらけだろ。』
香る『ま、野生だからね。しょうがないよ。』
ゆうご『最近、ネズミよく見ない?』
時島『分かるわ~俺キレイ好きだからまじ無理
ワンチャン最近、アメリカに落ちた隕石
の影響だったりして~』
ゆうご『何で、隕石でネズミが増えるだよ』
時島 『それな、自分で言ってて疑問に思った
わ』
香り『自分でw言ったのに?』
そう、三人でしゃべてるとおかっぱの三十代
ぐらい女性の先生がやってきた。
ゆうご『お!おはよう~ございます!!』30°
香り 『おはようございます。』90°
時島 『あ、おはようございます!!』70°
先生『相変わらず早いねぇ~おはよう』手をフラ~
そうして先生は校門の下の方に掛かっている
黒いボックスからカギを取り出し校門のカギを
あける。そしてそのまま先生を先頭に
三人でついていき学校の靴箱前のカギを
開けてもらい職員室に向かう。
先生『教室のカギ渡すの少し待てね~』
ゆうご『は~い』
時島 『ありがとうございます~』
香り『早く来すぎてご迷惑おかけして
申し訳ありませんでした。』
時島 『何で三人で職員室前で待ってるだ?』
ゆうご『いや、僕、別のクラスだし
カギ開けとかないと』
時島 『いや、お前は分かるけど香るは、
俺と同じクラスだろ?』
香る 『まあ、せっかくだから』
ゆうご『まあ、いんじゃね?』
そうしてカギをもらい三人で教室に行き
ホームルームの時間までしゃべり続けていた‥
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