元いじめっこが僕にベタ惚れなんだが!?

ゴンザレス村上

第1話 健と彩夏の関係の変化

僕の名前は佐藤健<さとうたける>

現在在籍している高校は藍白高校だ。今年で高2になった。現在学校に向かっているが

学校に向かうのが嫌だ。


その理由は隣にいる齋藤彩夏

<さいとうあやか>いわゆるギャルのせいで今荷物持ちやパシられることが学校に入ってから毎日のようにやらされている


教室に入るとすかさず自分の席に置いとけという視線が送られてきてなので渋々従った


「ねぇ健なんかウザくないー?」


「えぇわかりみー」


「なんでまた同じクラスなんだろ私。」

といって睨みつけてきた


内心、怖いという感情が渦巻いていてなんでこんな怖いと思ってしまうのか気になってしまった。





「健ってなんであんなかっこいいの、、、」

という声が彩夏のグループの方から聞こえてきた


心の中では期待と恐怖心が交差していて、怖かった


自分の心を落ち着かせようと青い空を眺める


「なんで空って綺麗なんだろう」

と呟いた


「なに黄昏てんの?」


誰のせいだと思ってんのと心の中で言っておきながら呼び出されたので従った。


それに従わなかったら学校で使う必須品が隠されることが前にあったので隠されない為にも従うしかなかった。


彩夏は顔が赤くなっていた。意外な姿を見て驚いて口が開けぱっなしだった


「なに口開けてんの気持ち悪っ」


やべっと思った。これ筆箱隠されるんじゃないかと一瞬脳を通り過ぎた

彩夏はため息をつきながら僕に頭を下げた


「ごめんなさい。貴方に酷い思いさせてしまって」


は???どういうこと僕は首を傾げた


「えっ待ってどういうこと?」


「えっ、だから去年のこと」


「気にしてないよ」


「そ、それならいいんだけど」


「それ以外に僕を呼び出した理由はある?」


このことなら人前で言いにくいだろうが腹をくくればどうってことないはずなのにどうしてだろう。僕の価値観間違ってる?


「あ、あの私とお友達になってください!!」


はい?何言ってんの?


「何言ってんのって感じだけどこの関係辞めたいのお願い。私と友達になって!」


「は、はい」


僕は頷くしかなかった


「やった!ありがとう。でも私の立ち位置的にこのことは秘密にして欲しいの」


やっぱこいつ陽キャだから仕方ないなと思う


「うん。言う機会ないと思うから大丈夫だと思う」


「そのことはごめんなさい」


僕は少しため息をつき


「だから謝らないでって僕話すの緊張しちゃうタイプだから」


「そ、そうだったの?」


「うん」


彩夏はギクギク足が震えており、なんだろうと思いながら見つめていた


「これで終わりでいい?」


「え、うん」


「じゃあ僕は教室に戻るから」


「あ、あの」


呼ばれたので僕は振り向いて、そして首を傾げた


「帰り私と一緒に帰ろ?」



「は???」


何言ってんのか分からなくて固まった


「だから一緒に帰ろ?」


「距離の詰め方すごいってみんなから言われない?」


「うん。言われてる」


「そうだろうな」


と思い久しぶりに友達(?)と帰ることができることに心の中では嬉しいと思っていた

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