「昔話を聞いているような安心感」と「映像的なクライマックス」が両立していて、とても読みやすい短編でした。セルドとプカの出会いから「村の豊穣」という大きな結末までが一話にまとまっていて、構成力も光っています。「民話を現代風に再話したような魅力」があって素敵です。