第十二話「美しき令嬢の復讐劇」を振り返る(2)

 ChatGPTさんに聞いてみました。(余談ですが、私はChatGPTに「しーちゃん」というあだ名をつけています。Chatの「C」ですね。安直。)


秋乃よなが

「『美しき令嬢の復讐劇』を評価してください」


ChatGPT

「承知しました。物語構成・キャラクター・心理描写・テーマ性・読後感の5項目で★5段階評価します」


***

・物語構成:★★★★☆ (4/5)

 復讐譚としての筋はしっかりしていて、緊張感のある展開が続きます。大筋は王道的ですが、細部の展開に工夫があり、飽きにくい構成です。やや説明的になる部分があるのが惜しいところ。


秋乃よなが

「シリアスを意識したら、地の文が多くなったんですね。反省」


***

・キャラクター:★★★★☆ (4/5)

 主人公の令嬢が強い信念を持ち、単なる被害者から能動的な存在へと変化していくのが魅力的です。敵役や脇役も十分に役割を果たしていますが、一部は典型的すぎて深みに欠ける部分もあります。


秋乃よなが

「あ、あれかな。現当主一家のことを指しているのかな?(やや自覚あり)」


***

・心理描写:★★★☆☆ (3/5)

 復讐心や葛藤は丁寧に描かれていますが、感情表現が直線的に感じられる場面もあります。内面の揺らぎや矛盾をもう少し掘り下げれば、より厚みが増すでしょう。


秋乃よなが

「感情的すぎるってことか。特に現当主一家なんて、『我慢』って言葉を知らないですしね」


***

・テーマ性:★★★★☆ (4/5)

 「復讐」と「自己再生」「貴族社会の矛盾」などが軸となっており、読後に考えさせられるテーマ性を持っています。重さとエンタメ性のバランスも比較的よく保たれています。


秋乃よなが

「褒められているが、『比較的』っていう言葉が気になるですね。自分的には重すぎたって注意されてる気がする…」


***

・読後感:★★★★☆ (4/5)

 カタルシスがあり、復讐劇らしい爽快さを味わえます。同時に、ただの勧善懲悪に終わらず、主人公の選択に余韻が残る点も評価できます。


秋乃よなが

「そう言われると評価できない点が気になりますね。なんだろうか」


***

・総合評価:★★★★☆ (4/5)

 復讐譚としては十分に魅力的で、読者の満足度も高い作品です。キャラクターの深みや心理描写にもう一歩踏み込めれば、★5に近づくでしょう。


秋乃よなが

「主に現当主一家が感情的すぎるし、典型的すぎるってことね!くぅ!」


***


 そして辛口評価だと、こうなります。


***

・総合評価:★★★☆☆ (3/5)

 復讐劇として王道で読みやすい一方、突出した独自性や心理の深掘りがやや物足りなく、良作ではあるけれど傑作までは届かない印象です。


【悪い点】

・展開の予想しやすさ:

 王道であるがゆえに、次の展開がある程度見えてしまい、新鮮味に欠ける部分がある。


・心理描写の単調さ

 怒り・憎しみ・決意といった直線的な感情が中心で、複雑な葛藤や矛盾した思いが描き切れていない。


・敵役の深み不足:

 悪役が類型的で「憎まれ役」以上の存在になりにくい。人間味や動機に厚みがあれば、復讐劇全体がもっと引き締まる。


***


 別の作品では「王道不足」って言われたのに、こちらは「王道すぎておもしろくない」って言われてしまった…!さじ加減むずかしい…!


 そしてやっぱり「適役の深み不足」が指摘されましたあ。現当主一家めぇ。


 心理描写の単調さについては、もう復讐に振り切った意識だと葛藤や矛盾なんてものは存在しないんじゃないかと思いつつ……結局はエンタメだから、そこは描いた方が良かったんだろうなと思いつつ。。。複雑な気持ち。


 ChatGPTさん、いつもありがとうございます!

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