第九話 1話あたりの文字数のはなし

 創作論のような、エッセイのようなお話を再び。


 みなさん、1話あたりの文字数について、何か意識されていますか?


 私的には1話あたり2,000文字くらいがベスト(スマホで見ても、パソコンで見ても、ちょうどいいかなと思う文字数)かなと思っており、自分の作品ではそのあたりを目指して公開しています。


 といっても、今までは1話を書くだけ書いて、それを2,000文字くらいに分割しながら公開していました。


 なので2,000文字に届かないことも当然ありますし、「なんか1話の終わり方が不自然じゃない?」というときもあります。


 「飽きずに読んでもらうためには、1話の中にも起承転結を意識しなさい」みたいご意見をどこかで拝見したのですが、今までの私のやり方だと、起承転結はほぼ生まれないんですねえ。


 ということで。


 今、新しく執筆している「王道ファンタジーもの」は、1話あたり2,000文字を意識しつつ、起承転結を意識しつつ書くようにし始めました。


 これがね、今までと違う書き方だからなかなか慣れないもんですね。


 とりあえず1話分書いてみて、文字数が少なければ文章を足し、多ければ削れるところを削る、という風にしています。


 (どうにも調整しようがなくて、文字数足りない or 多いなんてこともありますが。)


 でもこのスタイルで書いていると、やっぱりこっちの方が読んでいて(見直していて)おもしろいような気がしてきました。


 起承転結って大事なんですよ、間違いなく。


 この「王道ファンタジー」が、まだ書ききれるか分かりませんし、公開がいつになるか分かりませんが。


 読んでいただけた際に、「あれ?なんか前よりおもしろいかも?」なんて思ってもらえるとうれしいですね。


 これから書いていく小説は、1話の起承転結と文字数を意識して書いていきたいと思います。


 ちなみに、現時点でストックが2本あるので、新スタイルでの小説はしばらく先の公開となりそうです。


 あっ!本作に関しては文字数なんてものは意識ゼロで書いておりますよ!


 なんなら起承転結もゼロですよ!だって心の声だもの!書きたいことを、書きたいだけ、書いているんだもの!


 今、書きかけが3本あるのですが、どれかエタらずに…あわよくば全て書き上げられるといいな…。ふふふ…。

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