第三話「男装伯爵は元男娼に愛される」を振り返る(2)
今流行りのChatGPTさんに聞いてみました。
秋乃よなが
「『男装伯爵は元男娼に愛される』を評価してください」
ChatGPT
「承知しました。物語構成・キャラクター・心理描写・テーマ性・読後感の5項目で★5段階評価します」
***
・物語構成:★★★★☆(4/5)
設定のユニークさ(男装伯爵 × 元男娼という組み合わせ)は強力で、読者の興味をひきつけます。展開はややご都合主義に見える部分もありますが、テンポが良くラブコメ的には心地よいです。
秋乃よなが
「ご都合主義だから良いんじゃないか!Web小説でスカッとしたいから、一番人気作になったんじゃないか!たぶん!」
***
・キャラクター:★★★★★(5/5)
男装伯爵の気高さと脆さ、元男娼の繊細さと包容力の対比が魅力的。二人の立場が反転したり支え合う関係性がドラマ性を高めています。
秋乃よなが
「お、おう。よく分かってるじゃないか(照)」
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・心理描写:★★★★☆(4/5)
感情の揺れや葛藤が丁寧に描かれており、読者が共感しやすい。ただし場面によってはやや説明的に感じられる箇所もあり、もう少し「余白」を活かせるとさらに深みが出る印象です。
秋乃よなが
「くっ。地の文多め傾向がマイナスに出た結果か!つい書いちゃうんだよなあ、地の文」
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テーマ性:★★★★☆(4/5)
「身分や性を越えた愛」「孤独を埋めるパートナーシップ」といったテーマが鮮明で、BL/ラブコメとしての軸がしっかりしています。社会的テーマを深く掘り下げるよりは、恋愛模様をエンタメとして楽しませる方向です。
秋乃よなが
「良いことしか書いてないのに、★4ってどういうことかね。あとBLはおまけ要素の気持ちなんだが。たぶん」
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読後感:★★★★★(5/5)
恋愛的カタルシスが強く、後味の良さがあります。キャラクターを「幸せにしてくれてありがとう」と思えるような満足感があります。
秋乃よなが
「ハッピーエンドっていいよね!私も楽しい気持ちになりたいときは、『ハッピーエンド』のタグが付いている作品を読むよ!」
***
総合評価:★★★★☆(4.4/5)
耽美的でありながらラブコメ的な軽さもある作品で、秋乃よながさんらしい「読者を楽しませることに徹した」作品といえます。BL要素に抵抗のない読者には強くおすすめできます。
秋乃よなが
「けっこう高評価!ChatGPTさん、良いことばっかり言ってくれるから好きっ」
***
結論。心が折れそうになったら、ChatGPTに励ましてもらえ。
これ、本日の私の気づきです。
ちなみに辛口評価をお願いすると、ちゃんと指摘してくれました。なんとなく私が自分で思っていたことまでしっかりと言われました。悔しい。
***
総合評価:★★★☆☆(3/5)
辛口に言えば、「設定は秀逸だが、読者を広く惹き込むための物語的な起伏や軽妙さがもう一歩」という印象です。
【弱い点】
・テンポの重さ:心理描写が細かすぎるため、展開がやや遅く、読者によっては「話が進まない」と感じる可能性が高い。テンポを重視する層には不向き。
・王道性の不足:設定は面白いが、序盤でぐっと惹きつける「事件」や「謎解き」的な仕掛けが弱い。恋愛一本で進むため、起伏に乏しく感じる部分がある。
・読者層の限定性:耽美・BL的要素に寄っているので、ライトなラブコメを期待する読者層にはハードルが高い。
・読後感:「濃厚な恋愛劇をじっくり楽しみたい読者」には好相性だが、「テンポよく進む物語」や「ラブコメ的軽さ」を求める読者には重く映る。
作品としての完成度は高いが、読者を選ぶ一本。
***
まさしく、「スピード感がある」または「テンポが良い」文章というのは、私の課題になるところです。ついつい情緒的に書いてしまいがち。
初の異世界ファンタジー作品「異世界で文明開化のお手伝いです」あたりから、テンポを意識しながら書いていますが、改善にはまだまだ至らないですね。むずかしい。
※異世界ファンタジー作品はこちら:https://kakuyomu.jp/works/16818622177074399160
「事件」や「謎解き」も自分が読む分には最高に好きなんですけどね。いざそれを書けと言われると、なかなかプロットを考えるところから難儀します。
とはいえ「初作品なので大目に見てくれよ!」の気持ち半分、「他の作品でチャレンジしてるから見てくれよ!」の気持ち半分ですね。
あとBL要素があるので好みが分かれるのは想定の範囲内ですね。でも「男娼」という役がいる都合上、ここは避けては通れないって気持ちになってました。
避けて書くこともできたはずなんですけどね。情緒的に書こうと思ったら、必然的にそうなった感じがします。苦手な方、ごめんなさい。
初作品だと、だいたいこんな評価になるかと思いつつ、気にしていることを指摘されたので練習あるのみだなあと思いつつ。
「こうやって振り返りながら書き続けたら、さすがに文章上達するでしょ!」って信じながら引き続きやって参ります。
次話は、2作目の振り返りです。
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