私の好き。

君成英理

第1話


 私は、小説を書くのが好きだ。

 まるで、溜まった空気を深く吐き出すように、毎日、向き合っている。

 それは単なる趣味や暇つぶしではない。

 私にとって小説とは、人生を動かす原動力そのものだ。

 小説がなければ、私はきっと何もする気が起きず、ただ空虚な時間を過ごしてしまうだろう。

 小説は私にとって、ただの創作ではない。それは心の中のスイッチのような存在だ。

 そう考えると、小説とは私にとって愛おしい存在と言っても過言ではない。

 そんな小説を書くことは、私の人生そのものと言えるかもしれない。

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