エピソード4 行方不明の魔法少女
※BL要素があります。苦手な人、地雷な人はブラウザバックを推奨しています。
前回のあらすじ
こんにちは。弓良です。
この前は、魔音と一緒にラブちゃんを探しに行ってたんだ!
でも、途中で変な女性に出会って追いかけられちゃった!
そしたらいつの間にかラブちゃんが助けてくれたんだ!
そしたら、魔音が・・・
ー魔音の家にてー
「うぅ・・・グズッ・・・」
「も~・・・魔音!そろそろ学校行きなさい!もう1週間も経つのよ!?」
「いやだ!!うぅ・・・俺は、友達失格だ・・・」
「俺のことなんてほっといてよ!!!!母さん!!!!!」
「・・・はぁ。分かったわよ。」
バタンッ
「・・・」
はぁ、魔音が”あの事件”のせいで落ち込んじゃった・・・あ、”あの事件”っていうのはエピソード3のことだよ!見てみてね☆
じゃなくて!!
〈魔音・・・もう立ち直ってよ・・・〉
〈うぅ・・・俺は、親友失格だ・・・〉
〈親友の恋もまともに応援出来ないなんて・・・俺は一体・・・〉
ボスッ
あ~あ。ベッドにこもっちゃった。
「まったく・・・」
(こうなったら学校まで行って、弓良くんの様子を見てきてあげよう!)
ピュンッ
ー桐ヶ崎学院ー
「はい、でここはこうなるので・・・」
「はぁ・・・」
チラッ
「・・・」
(魔音、どうしたんだろ。あの日から)
ー捜索作戦の後ー
《・・・ズッ・・・弓良。》
《!?どうしたの!?少し・・・泣いてる?》
《俺は・・・お前の親友失格だ。》
《・・・ごめんな》
プツッ
《魔音!?魔音!!!》
「俺・・・なにかしちゃったかな。」
「・・・」
いやなにかしちゃったかなじゃなくて
(もう取り返しのつかないことしちゃってんのよ!!あんたバカ!?)
「も~・・・どうしたらいいの?」
ーアンダーテーブルの拠点にてー
[ディスト・・・]
[マ、ジェスティ?大丈夫ですか・・・?]
ドンッ!
[ヒィッ!?]
[大丈夫に思えるか…?]
[ソ、ソーリー…マジェスティ。ですが心配無用。私は現在来たる戦いのための材料を探しているのです!]
[はぁ。分かった。]
[じゃ、よろしくな。で、ファミー?]
[は〜い!私が今から家族への愛の感情を人間どもから回収しま〜す☆]
[フッ。面白いな。]
[待っててくださいね!マジェスティ!]
ドーンッ!!!
え?嘘?
「いやいやまさかそんな訳・・・」
[キャハハ♪あなたたちの愛、奪いに来てあげた〜!]
「化け物だー!!!」
「誰か助けて~!」
そんなことあったわ!!!!
(嘘でしょ!?今、魔音のメンタル折れてんだよ!!!)
(ラブシープに変身できないのに!!)
「きっと、ラブちゃんが来てくれる。大丈夫だよ!」
(・・・みんな、魔音を魔法少女を探してる。)
(でも、今の魔音は来れない。)
「・・・だったら!」
ピュンッ
[キャハハ!みんなが逃げ惑う姿・・・最っ高ね♪]
「・・・お兄ちゃん?お母さん?どこ・・・?」
[あら?あなた・・・]
「ヒィッ!?」
[あなた・・・いい家族愛を持ってるわね]
「・・・?」
[エイッ☆]
コツンッ
「デコピン…?」
[よし!これで集めれたわ!]
[私の愛するマジェスティのために・・・もっと家族愛を集めなきゃ♪]
「コラ!そこのウォリアー!」
[あら・・・あなたはドリーマー族の生き残り?マジェスティが滅ぼしたはずなのに・・・]
「その子に何をしたのよ!」
[何って・・・頭をツンってしただけよ?]
[でもその子・・・家族愛を失くしちゃったみたい☆]
「・・・!」
あいつの笑顔が怖くて、思わず身震いしちゃった・・・
[そういえば、この町には魔法少女がいるから注意しろってマジェスティに言われたけど・・・いないみたいね]
「じゃ、じゃあ!」
[?]
「魔法少女が来るまで、あたしと勝負しましょ?」
[あら?ドリーマー族を根絶やしにしたときに真っ先に逃げたあなたが?]
「っ…!」
(確かに、あたしは…私は逃げた。)
(でも…)
「もう…逃げたくない!」
[…そう。だったら来てみなさい?]
「…いっくぞ!」
[ふふ。心意気はいいわね。でも…]
「無謀すぎる。とでも言いたいのか?」
[あいつは…?]
「…魔音!?」
「ダメ!今の魔音は…!」
「ミュラ、ごめんな。あんなこと言って。」
「・・・え?」
「あんなの俺らしくなかった。」
「俺は、絶対
「振り向かせてみせる!!」
「魔音・・・!」
[話は終わった?早く私と戦おう?]
「あぁ。言われなくてもな!」
「行くぞ!ミュラ!」
ドリームコンパクト!
「うん!もちろん!」
「レッドラブストーンセット!」
レッドラブ!憑依!
「行くぞ!フィーバーチェンジ!」
チェンジ!ラブシープ!
「燃えるような恋をしよっ?魔法少女ラブシープ!」
「お前の邪心、浄化したげる♡」
[キャハハ!やっぱりあなたが魔法少女ね?マジェスティのために・・・]
[死になさい?]
〈魔音!あいつは鎌をよく使うわ!あと、デコピンされたら愛の力を失うから気を付けて!〉
「オーケー。任せろ!」
グレイトフルソード!
「よし!まずは怯ませる!」
「ノワールネージュ!」
ゴォォォ・・・
[あら・・・雪だわ!綺麗ねぇ。]
「っ、」
〈ミュラ!これ怯ませれない!〉
〈大丈夫!だってこの魔法は・・・!〉
[ん?なんか黒k]
《グァァァァァァァ!!》
《お前か・・・ご主人様に攻撃してるのは!!!!!》
[嘘!?]
ザシュッ
「え?」
〈この魔法”ノワールネージュ”は雪が積もって黒い雪の伏兵が出るんだよ!〉
「嘘だろ!?!?」
「でもこれで隙ができた!!!」
「んじゃ・・・」
《ご主人様!俺も使って!!》
「お!いいのか?なら遠慮なく・・・」
「グレイトフルソード!ノワールラブフィーバー!」
ザシュッ
[キャッ!]
[まったくもう!]
「!?避けた!?」
[ま、今日はしょうがないわね。帰ってマジェスティに報告しようかしら?]
[じゃ、魔法少女さん。おやすみ♪]
ヒュンッ
「っ!待て!」
「・・・!ラブちゃん!?」
「あっ!っ、え、」
〈魔音!とりあえず逃げよう!〉
〈そうだな!〉
ヒュンッ
「あ・・・でも、会えてよかった。」
ピコンッ
「ん?」
【めっちゃ休んでてごめんな!明日っから行けそうだから!】
【本当?よかった・・・】
【あぁ、心配かけてごめんな】
「良かった~・・・」
さてと!魔音が振り向かせようと努力してるんなら、あたしも協力してあげなきゃ!何してあげようかな~♪
ー拠点ー
[マジェスティー!ただいま帰りましたよー!]
[おぉ、ファミ―。地球はどうだった?]
[とっても楽しかったわ!また行きたいけど・・・]
[あの魔法少女が邪魔なのよね・・・]
[そうだな。じゃあお前はしばらく休んでいなさい。他のものに任せるから。]
[え、いいの?でも・・・]
[あぁ。こっちにも考えがあるからな・・・]
次回☆
こんにちは。弓良です!
魔音がやっと学校に来れたそうで良かったです!
でも、町では見たことない敵が来ちゃってラブちゃんがピンチ!
どうしよう・・・ん?君は?
エピソード5、『その名はルミナスディメンション』!
次回も一緒にマジカル~フィーバー☆
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