数学界界隈ざわつく、発売中書籍、「コラッツと倍倍王国のひみつ①〜④」のトリセツ
星 剣七(本当は七星剣 蓮)
第1話 数学界界隈、ざわつく
「すべての自然数は『1』に向かうのではない、すべての自然数は『0階層⑴』に『登ることなく下降し続ける』のだ」
この画期的な「松浦式階層支配連鎖解析法」は世界で初めて日本人がコラッツ予想を証明してしまうのではないか?
いま数学界界隈がざわついています。
プレプリントもされることなくまるで予想外の彗星の如く現れた「コラッツと倍倍王国のひみつ全4巻」発売。
これにはいくつかの「世界初」があります。
①コラッツ予想の本質を中高生でも簡単に理解できるレベルまで明快に、それも絵本形式にしたのは世界でも例がありません。難しい関数を知らない方でも、誰でも簡単に理解できる、再現して検証することができる形にしました。
②ボトムアップ式で。コラッツツリーをブロックチェーンとハードフォーク様にしてまるで縦横に伸びる一つの建築物のような構造体と定義することで単なる数字の羅列からイメージしやすい構造体として理解できる、これも世界初の試みです。
③そして、これも世界初の「階層支配」という概念で任意の自然数のコラッツ操作の「偶数操作の数」を「階層」数と定義することで、複雑怪奇なコラッツ数列を秩序ある縦横マトリックスに配置することで方眼紙などに書き込むことができ、複雑性は劇的に減少してこれまた中高生でも簡単にコラッツ予想の証明を再現して検証可能にしたこと。
一部の伝統的数学者からは「1に収束するのを証明するのに1に至る偶数操作の数を階層と定義するなど『循環論法だ』」とのお叱りを受けることでしょう。
しかしながら、そもそも本研究では「ボトムアップ法」を使ってアプローチしているのですからすべてのコラッツツリーは「0階層⑴」から始まってそのブロックチェーンは「倍倍」に増えていきます。本線ブロックチェーン(原初のブロックチェーン)は1(0階層)、2(1階層)、4(3階層)、8(4階層)、16(5階層)というふうに伸びていきます。1に収束すると仮定して階層を積み重ねていきます。そもそも、テレンス、タオ博士その他の研究者たちによって「ほとんどの数は1に収束することが証明されているのですから1に収束すると仮定して階層設計することは理にかなっています。問題はないと考えます。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます