夏の断片への応援コメント
夏の思い出はぼんやりとしていて輪郭が曖昧なものが多い気がします。
ですが、そんな中でも明瞭な形をもって存在する恋の予感。名前さえ思い出せない少女に高鳴った感情は陽炎のような掴めない存在ではなく、確かにそこにあって主人公を形成した感情だったのでしょう。
そして、その感情は主人公の性を彼女に縛り付け、青春の中で過ごした恋においては痛々しい失敗をしてしまった。
男というのは得てして過去に囚われ、その幻影を再現しようとしてしまいます。その愚かさと可愛らしさが見事に描かれていました。
子供のころの思い出の淡さ、青春の失敗、それらを夏の香りとともに描いてくださってありがとうございます。
素敵な物語をありがとうございました。
作者からの返信
鍋谷葵さま、こんにちは。
大変素敵なコメントを頂きまして恐縮です。
人はどれだけ時を経ようとも、住むところや環境が変わっても、地続きの過去から逃れることは決してできない……たとえその記憶が薄らぎ色褪せてしまったとしても。
そしてそれが夏の記憶なら、なおさらのこと。
そんな思いを汲み取って頂きまして、ありがとうございます。
決して、決して性癖のハナシではないのです……!
夏の断片への応援コメント
業が深い(でもわかる)。
幼い頃の曖昧な記憶は本当に幻想的で印象的で、象徴的ですよね。この話を読んでたら私も幾つかあるなぁと思い出してました。今でも自分の行動を縛ってるものも確かにあるのです。
でも。思うのです。スクール水着に対する想いというのは、もっと原始からの何かを刺激する何かではないかと。
ちなみにAmazonのスクール水着のレビューを見ると業の深さに嗚呼、私ってば浅瀬でチャプチャプしてただけなのねと思い知らされますw
素敵なお話、ありがとうございました!
作者からの返信
dedeさん、はじめまして。
コメント頂きありがとうございます!
そこで得られたものに縋るのか、あるいは得られなかったものを求めるのかは人それぞれですが、やはり夏の記憶とは呪いに似るものと思います。
そしてAmazonレビュー、見てみました。自分がまだ頂も見えない麓にいたことを思い知らされました。
そして。
様々なサイトで表示される広告がみんなスクール水着になりました。
なんちゅうことしてくれたのですか。
これもまた呪いか……。
ありがとうございます!
夏の断片への応援コメント
サクさん、こんにちは♪
やっと拝読させて頂きしました。
通りすぎていった夏の思い出ってほんと不確かでいて強烈な場面が断片的に残っている気がします。
そして、サクさんの著作でいつも私が一番「ほえ〜すごいな〜いいな〜」って思うのが導入から本文への流れなんです。
とても自然で、でもエピソードには事欠かなく、流れるように本文へ誘われる。
とても毎作感心するばかりです。
自分には書けない流れなんですよね〜素敵です♪
また次回作、どんなお話が読めるのか楽しみにしております(*^ω^*)
作者からの返信
心花さん、こんばんは!
お忙しそうですね。体調崩されてませんか?
そんな中コメント頂きましてありがとうございます!
また導入の流れをお褒め頂きありがとうございます。
ただ……それは恐らく書き出すぼくに心の勢いがあるためだと思われます。逆に終盤は勢いを失ってファー……っとなってます。
できれば最後までテンション持続したいものです(笑)
夏の断片への応援コメント
こんばんは。
素敵なエモい作品だな、と思いました。
年を重ねるにつれ、記憶が断片的になっていき、あやふやになっていく。
サクさんの懐かしい思い出に触れられて嬉しいのと、頭を抱えたくなる夏の呪いに身悶えしそうになります。
私もよく記憶を遡り、アアヽ(´Д`;)ノと若さに震える。
忘れかけては甦る美しいお話。
堪能しました。
ありがとうございました。
作者からの返信
セイさん、こんばんは。
1エモい、頂きました。ありがとうございます!
叶うなら、あの時の自分をひっぱたいてやりたくなるような苦い思い出がたくさんあります。もう、なんというか、20代前半くらいまでは全部そんな感じです(笑)
でも、そんな黒い歴史も今の自分を形作る地続きの自分。
……と綺麗にまとめようとしたのですが、今こんななのは昔あんなだったからか……という事実にあらためて気づいてしまい余計に凹みました。
ぬー
夏の断片への応援コメント
なんたる夏の呪い……!笑
でも、なんだかわかります。
過去の綺麗な思い出がずっと胸の奥に沈んでいて、ふとした瞬間それを見たくなる。
恋というものはどうあっても美しいものですよね。
志乃亜さん、ありがとうございました。
作者からの返信
未来屋 環さま、おはようございます。
こちらの作品は、コメント通知のあるたび今度こそ怒られるんじゃないかとドキドキします(笑)
でもお楽しみ頂けたようでなによりです。
良くも悪くも少年時代の夏の断片は原風景化してしまいますからね。
主人公の行動もやむなしではないかと。
素敵なコメントを頂きましてありがとうございます!