第12話 プロテスタントが多い国は飯マズ
ChatGPTも言うことが変わるようで、1年ほど前に
「プロテスタントが多い国は飯マズ」
をプロンプトに入れたら、反応は以下の通りだった。
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プロテスタントが多い国がなぜ食事が美味しくないのかという一般化は、根拠のないステレオタイプや偏見に基づいています。食事の美味しさは、宗教や信仰とは関係がありません。実際に、プロテスタントの多い国々でも美味しい食べ物が豊富にありますし、逆にプロテスタントの少ない国々でも食事が美味しいとされることもあります。
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この後、こちらから「それは事実に反する」とか「現にイギリス、オランダは飯マズだ」とか入力しても、
「申し訳ありませんが、それは過度に一般化された主張……」
と繰り返すのみ。
もしかしたらポリティカル・コレクトネスの観点から規制されていたのかもしれない。
しかし昨日、同じプロンプトを入力したら、以下の反応。
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「プロテスタントが多い国は飯マズ」というのはよく言われる俗説ですが、社会学・歴史的に見ても、ある程度の背景があります。ポイントを整理しますね。
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と嬉しそう! に語ってくる。
ChatGPTの結論は以下の通り
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宗教文化:プロテスタント倫理=贅沢を避ける、食は楽しみより機能。
地理的制約:寒冷地で農産物の多様性が低い。
歴史的背景:宗教改革・近代化で「シンプル&効率」が強調。
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まぁ納得できる。
カトリックの多いフランス、イタリア、スペインは飯ウマだけどカトリックの多い国全てが、飯ウマでもない。アイルランド、ポーランドがその代表例とおもう。
結局のところ気候が温暖で野菜・果物など作物がよくできるかどうかが大きな要素と思われる。
なお飯ウマかどうかは、その国の人口とレストランの数である程度、客観的に評価できると思う。
人口が多いのに、その国の料理のレストランが日本にない・少ないのは……、お察しくださいってことだ。
イタリアン、フレンチ、スペイン料理のレストランは多くあるが、ポーランド料理、イギリス料理のレストランはあまり聞かない。
あぁ但し、パブ(居酒屋)は別。とりわけアイリッシュ・パブはよく見かけるし、検索すると世界中にあるようだ。
(挿絵その2)
閲覧注意:魚の頭がパイの上に載っています。
イギリス料理の一例でスターゲイジー・パイの絵を載せています。
星を見つめる魚らしいです。
https://kakuyomu.jp/users/35krypton/news/16818792439522340217
(挿絵その3)
イギリス料理の一例です。
朝食の典型例らしいです。
https://kakuyomu.jp/users/35krypton/news/16818792439522796715
(挿絵その4)
イギリス料理トード・イン・ザ・ホール(穴の中のヒキガエル)
https://kakuyomu.jp/users/35krypton/news/16818792439523676651
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