第一章 加害半径

#1 加害半径

 殺すか殺さないか。それが問題だ。


「殺そう」


「駄目だ」


 反射的に答えて、私はあわててその理由を探し始めた。なぜだろう。なぜ、殺してはいけない?

 私たちは殺し屋だ。しかも、きわめて優秀な精鋭チームだ。軍隊崩れのごろつきどもとは違う、本物の、プロの、現役の戦闘員だ。


「なんで」


「職業倫理的にも戦略的にもだ、ばかやろう」


 私はそれらしい理由を見繕って、声も低く叱責した。私はリーダーだった。チームを率いる責任があり、チームが誤った道を選ぼうとすれば、それを正すための権限を与えられていた。その権利を行使するのに、迷いはなかった。私は、すべきことをしないと、気が落ち着かないたち・・だった。


「あと一時間もあれば標的は逃げてしまう。どのみち、それまで拘束すればいい話だ。それ以降はどうなろうが、どうでもいい。無意味な殺人で起訴されたいのか」


 私は、両手両足を括られて転がっている男を見た。白いシャツを着て、陰気なネクタイを締めた男だった。目隠しが涙で濡れて、黒く染まっていた。偶然に私達を目撃しただけで死ぬというのは、かわいそうだった。

 殺そう、と言ったメキシコ系の戦闘員は無言で首を振る。納得していないが、従ってやる、というポーズだ。


「顔を見られた。通報されたらどうする?」


 別の戦闘員が告げた。長身痩躯の白人で、ぎょろりとした深い眼窩から、視線を寄越す。私はその目つきが、こちらの心を見透かしているような気がして、いつも気味が悪かった。


「許容する。襲撃が成功すればいい」


「バックアップは待たないのか? おっさんたちに大目玉くらうぜ」


 さらにもう一人、首をすくめた金髪の戦闘員のたくましい腕が、ごついサブマシンガンの被筒をがっちりとつかんで、血管を浮き上がらせていた。埃と光の向こうに現れたそれを見て、私はため息をついた。美しさと品の良さは、残念ながら比例しない。


「県外からの応援は間に合わない。私たちでやるしかない」


 私は諦めとも挑戦とも取れる言葉を口から放り投げると、グロック9ミリ拳銃のスライドを操作した。「いいな?」やけくそだった。


「異議なし」


「右に同じ」


「仕事だしね」


 ばたばたと、それぞれのかばんに、それぞれの武器をしまう。


「ケツをあげろ、メス猫ども。襲撃だ」


 私はそう言うと、体育倉庫の鍵を締めた。

 校庭の隅を、四人の女子高校生が歩いていた。夕方の影は長く伸びて、土煙の中に四本の黒を投げつけている。それは、いまにも沈みそうなボートを漕ぐ、細く頼りないオールのようにも見えた。





 #1 加害半径

 252.Diameter




 数日前


「聞いたか。戦術チームがまた一つ拠点を潰したらしい」


 ぐらりと背中が揺れ、スライド・ドアが開く。クルマに乗り込んできた女子高生を見て、座席の私は顔をしかめた。塩気とも生臭さとも取れない妙な香りと、それをかき消すような派手な香料。やる気のない脳が、ゆっくりと細胞内からデータバンクを検索する。


「なんの匂いだ?」


「あー……」


 たっぷり十数秒溜めた彼女に、私は眉を揉んで、後部座席に沈んだ。この反応で十分に理解できた。


「待て、言わなくていい」


「四階の化学室さ、勝手に鍵閉められるんだよ」


「学生とはセックスするなと言ったはずだ」


「学生じゃなくて、教育実習生だけど」


「学生とも教師ともセックスするなと言った! 教育実習生は二倍だめだ。学生だし、教師だからだ。このあんぽんたん」


「ごめんって」


 悪びれずに手をひらひらと振った彼女に、私は憤慨を投げつけた。


「〝会社〟に怒られるのは、リーダーの私なんだぞ」


「作戦指揮官は〝中佐〟だろ。真面目だねえ」


「情報チームがトチったら、火の粉を被るのは戦術チームだ。もう少し頭使ってくれよ」


「腰も使ったぜ。情報だ」


 彼女は座席の私に、メモを差し出した。何かの座標と、時刻が書き込まれていた。端末に打ち込んで確認する。本部へ送信。


「なんか湿ってないか?」


「読めりゃいいだろ。今夜の取引の場所だと」


「わかった。ソーニャと私で盗聴する。お前はアセットの詳細を報告書にまとめろ」


「了解。……ヨーコ、今夜なに食べる?」


「からあげ。駅前の」


 目も合わせずに回答。もう一度ひらひらと手を振った彼女は、裏路地を抜けて、人通りの多い商店街へと流れていった。

 夕方だった。薄暗く焼けた空の下を、足早に歩く人々。もうすぐ一日が終わる。

 私はくたびれた肩をくたびれたシートに預けると、寝転がる。ミニバンの中は、警察の指揮車両のごとく改造されていて、壁面にはモニターや無線機が取り付けられていた。片側のスライドドアを潰してあって、片方四人掛けのシートを据え付けてある。そんなことだからカーテンを着けて誤魔化しているが、窓は不思議なからくり付きで、外からは何の変哲もない会社役員送迎用の高級ミニバンに見えるようになっている。

 私は制服のスカートのプリーツを指でつまんで、こすり合わせる。布同士のざらざらした感触が、皮膚を伝って骨を触る。単調な刺激は、心理的に安心感を覚えるものの一つだった。

 私は学生鞄の中から英単語帳を出して、明日の小テストの範囲をチェックした。知らない言葉はない。あとは二割から三割ほど間違えれば、標準的な女子高生のテスト結果になる。すぐに閉じて、手足をぐったりと投げ出した。この仕事は、つかれる。


 私の身分は勤め人だ。少なくとも表向きは。そして今は、仕事の一環として学校に通っている。日本という国の、とある地方都市の経済特別区——《みそら区》にある学校だ。この国は九年間の義務教育があったあとに、三年間の中等教育がある。ほとんどの一五歳から一八歳の人間が、こうした学校に通う。

 そして、私の職種は〝殺し屋〟だった。日本語にするとかなり浮ついた単語に聞こえるが、要するに契約を結んで殺人行為などをおこない、その対価として金銭を受け取る仕事である。まんがや映画の殺し屋とは違い、私は個人事業としてはこれを行わず、組織に属して毎月給料をもらいながらやっている。単純な殺人だけではなく、情報収集や偵察、交渉、調査など、職掌は多岐にわたる。そして、だいたい殺人以外の仕事をしている時間のほうが長い。

 どうしてこんな罰当たりな仕事を続けているか、自分でもよくわからなくなる時がある。理由は単純で、転職をしたり他のキャリアを探すだけの精神的な余裕がないからだった。自分がこの仕事に向いているとは思わないが、この仕事以外何をして食べていけばよいのかも、よくわからない。だから、消極的にこの仕事を選択し続けている。よくある話だと思う。

 私にこの仕事がアサインされたのは、ただ単に、外見が日本人に見えるからだろう。実際には日本の生まれでも日本人でもなかったが、今は〝神林ヨーコ〟という名前を与えられ、第一言語のように日本語を話し、日本の学校の制服を着ている。客観的にみても、普通の日本人と見分けはつかない。戸籍もあるし、マイナンバーもある。なんと律儀にカードまで発行している。無駄に生真面目な自分の性格には、常に嫌気が差していた。だから、次の仕事までの合間に、ぐったりと休むことくらいは許してほしかった。

 少し時間が経って、ミニバンに一人の少女が乗り込んできた。最初の少女とは違い、アッシュブロンドの長髪を背中まで垂らした白人だった。


「ソーニャ」


「おはよ」


「もう夜だぞ」


「日本語、難しいから」


 昼夜逆転生活を適当に誤魔化して、私と同じ制服を着た少女は席に座った。


「運転手は?」


No.2でかいのをコンビニに出しに行った。……ケイトの素行だが、どうだ」


 私は、もう一人の少女の名前を出した。夕方、このバンに乗り込んできた、金髪をポニーテールにしたアメリカ女だ。頭頂部から足の爪先まで、わざとらしいほどあけっぴろげな、見た目の美しさだけが取り柄の、信用ならない女だった。


「わかってるでしょ」


「わかっちゃいるが、狙撃手に意見を聞きたい。見てるだろ」


 ソーニャは、病気がちで不登校という設定だった。その立場を活かして、外部から学校の様子を監視している。


「どうも何も、想像通りだよ。一日で三人も女を引っ掛けるやつを初めて見た」


「三人も? くそ、報告という言葉の意味を拳で教えてやる」


「女だけでね。男は二人。ナード系だった。あっちは趣味かなあ」


「……」


 私は黙って、何も考えないことにした。よく考えれば、問題にならない範囲であれば、知ったことではなかった。どうでも良い。いや、どうでも良くはないが、制御できない以上は目をつぶるしかなかった。私は物理的にも目をつぶって、呻いた。意味のない音が、唇の隙間から漏れた。


「性病にかかって、死ねばいいんだ」


「どうも特殊な抗体があるらしいって噂だよ。アメリカで改造されたとか」


「アメリカならあり得る」


 私たちは口々に言って、笑った。こうしてソーニャと雑談をできるようになったのも、それなりの期間を経て実現したことだった。

 ソーニャはこのチームの最先任だった。私がこのチームにリーダーとして来たころは、とにかく無口な印象だった。在留カードの誕生年よりも古くに生まれていることは知っていたが、同年代とは思えないほどのコミュニケーションの避け方だった。いわゆる〝研修期間〟や、いくつかの実務を経て、打ち解けてきたのは最近だった。

 彫りの深い顔立ちの奥にあるぎょろりとした目は、無口と合わさって非常に気味悪く思えた。その二つの瞳孔に見つめられると、まるで心の底まで見透かされたような気持ちがして、不快だった。あるとき、冗談混じりに「お前はよく他人をじろじろ見るが、心でも覗いているのか……」と聞いたことがあった。その質問をされたソーニャは、(少なくとも私の前では)初めて困ったような顔を見せて、こう答えた。「どの深さ、という意味で?」

 それ以来、冗談でもその質問をすることはやめた。怖いから。


 運転手が戻って来ると、会話は打ち切られた。バンは、危なげなく目標の近くまで走った。車の運転手はさすがに成人男性で、この国でドライバーとして現地採用した人間だ。一応、運転専門スタッフとしては経験が長いらしい。


「おい、あんまり散らかすなよ。お菓子のごみは、シートの隙間に入るんだ」


「わかってるよ」


 成人男性らしいプライドの表出を一蹴して、私はスナック菓子をかじりながら、モニターに張り付いた。すでに飛行中の偵察機からの映像だ。偵察機と言っても紙飛行機程度の大きさの無人機で、しかも暗号化されたごく弱いニュートリノビーム通信で動く最新式だ。


『──ちゅう……は、まだ気付いて……どちらにせよ、我々の勝利です』


『気が急いて……のでは……きみのプランは、いささか性急と思う』


 音声が届き始めた。窓の振動を音波情報に変換するツールを使っている。


本部TOC。こちらデイヴィッドワンD1。標的コード《ゴールドフィンガー》を確認、サイト15にて偵察行動を開始」


『D1、本部だ。了解』


 本部から回答。要するに、標的の自宅で会合をしているので、盗聴しますという報告だ。事前に連絡をして行動の承認は得ているため、スムーズだった。QJ通信特有の高いノイズが耳に残る。

 ソーニャは狙撃銃を出して、照準器とミニバンの窓越しに標的を見ていた。「たぶん、五人」


「正解。キモすぎるな」


 私は偵察機からの熱画像と照合した。確かに、五人の人影が確認できる。


「壁越しに敵を察知するのが? 正確な位置まではわからないよ。そもそも、人の視線や呼吸から予測してるだけだし」


「キモいって……」


 上の空で返事をしながら、機材の感度を調整する。すべて録音録画して、本部の分析チームに送るためだ。

 一時間ほどで標的は会談を終えた。

 家から出てくるSUVの写真を一〇〇枚くらい撮影したが、スモークガラス越しでは有効な情報はないだろう。しかも、うち六〇枚は、私がカメラの操作を間違えて連写したものだった。私は黙って、何事もなく仕事を終えることにした。「連写モードってああいう音なんだね」「黙れ」

 目ざとい同僚の肩をどつくと、運転席を蹴って、私は帰路を急いだ。


✶✶


 夜更け前に帰れる仕事は、普段に比べれば運がいいほうだと言えた。


「ただいまあ」


 私は玄関をくぐって家に入る。ソーニャは、別の隠れ家だ。セーフハウスはチームで使うことも多いが、長期の潜入任務のため、リアリティが優先になっている。だから、基本的にはひとりひとつのセーフハウスだ。基本的には。


「おかえり。飯できてるよ」


 廊下の奥から、金髪の馬の尾が覗いた。ケイトだ。


「うー、い」


 私は腑抜けた返事をすると、脱衣所にシャツを投げ込んで、スカートをベッドルームに放り込み、床に落ちていたスエットパンツを履いて、キャミソールのままのそのそとリビングへ歩いた。


「手ぇ洗った?」


「ああ……」


 ぐるりと踵を返して、キッチンで手洗いとうがいを済ませる。いつでも衛生的な水道が出るのが、この国のいいところだった。


「偵察は?」


「問題無し。取引はバッチリ録画。本部の回答待ち」


 食卓につくと、ケイトの前には何もなかった。


「あれ」


「先に食っちまった」


「じゃあ寝てろよ。待ってないで」


「一人で食卓に座るのは寂しいだろ」


 にこりと微笑んでいるであろうケイトを無視して、私は食事を口へ運んだ。温かい食事は、生化学的な栄養補給以上の意味を心に与えてくれる。口内からじんわりと広がる温度が、眼球の奥に溜まったストレスをじんわりと癒やしていくように感じた。偵察と襲撃を繰り返す毎日は、とにかく疲れる。イエメンやのセーフハウスならともかく、先進国の都市部で、しかも、女子学生の真似をしながらやることになるのだから、その疲労感たるや事前に想像することすら不可能だった。


「学校はどうだ? 特に、マリア」


「うまくやってるみたいだよ。サイコパス野郎はどこでもそうだ」


「あんまり同僚の悪口は言うな。事実でも」


 マリアは、南米だか中米だか出身の殺し屋だった。白人にも黒人にも、アジア人にも見える不思議な顔立ちで、八重歯を覗かせてころころとよく笑う愉快なやつだった。詳細な年齢はわからないが、利便性の問題で一七歳ということにしている。ちなみに、私やケイト、ソーニャも、同じように一七歳ということでこの国の行政から認識されている。同学年でいたほうがなにかと便利だ。

 マリアはサイコパスだった。少なくとも私たちはそう思っていた。彼女は眉一つ動かさずに人を殺害することができるが、それはそれとして人懐っこくて誰にでも好かれるタイプの人間だった。

 本当に恐ろしいのは、その人懐っこさが嘘ではないということだった。つまり、マリアは心の底から相手を好いて親しくなる事ができるが、いっぽうで即座にそいつを処刑できるということだ。眉一つ動かさずに。まさしく暗殺者としては完璧な資質だった。

 ただ、殺人者であるという観点からすると、わたしたち四人は全員同じ穴のむじなだ。むじなというのはアナグマとかタヌキとかをまとめて呼ぶ古い名前らしく、私たち四人の全く違う背景にはぴったりだった。

 私たちの共通項は二つだけだ。一つは、全員が客観的に見てもトップクラスの戦闘員であること。二つ目は、全員が十代の女性に見えることだった。

 私たちの特異性はここにある。若い女や子どもの暗殺者など地球には掃いて捨てるほどいるが、多額の経費や税金をかけて高度に訓練された少女が、四人組のチームとして行動しているという特異性が、私たちの価値だ。

 たとえば夜道に外国人の女子高生が一人で歩いていたら、標的は暗殺者の可能性を警戒するかもしれない。しかし、四人でおしゃべりしながら歩いていたら、どう考えても部活動か学習塾帰りの普通の学生に見える。少なくとも、前者に比べて後者はコンマ一秒以上の油断を作ることができる。その時間があれば、こちらの弾丸が先に届く。しかも、全員が一定水準の作戦遂行能力を持っているため、予定通りに運ばないときのリカバリーの幅も、一人のときより遥かに広くなる。他にも、この特性には並べきれないほどの無数の利点があった。


「お前、学校で暴れすぎだろ。もっと自重しろよ」


 私は、急に思い出して、彼女を叱った。


「えー? アタシを頂点としたセックス・カルトを作ろうと思ったのに」


「絶対にやめろ。ただでさえ日本当局に睨まれてるんだぞ。約束を破って好き勝手したら、東京湾から放り出されちまう」


「いざとなりゃ、横田経由で飛ぼうぜ」


「お前は米国じゃ札付きだろうが」


「あ、そか」


 ケイトは、FBIや複数の連邦機関から指名手配されていた。なぜなら、彼女の父親はFBIの特殊部隊や州軍相手に大立ち回りをして文字通り大爆死を遂げた過激な新興宗教の教祖だったからだ。側近の美女が何人もおり、そのうちの一番美しい女との間にできた子が、ケイトというわけだった。

 彼女は聖なる戦士としての教育を叩き込まれ、戦闘技術や卓越した人心の掌握技術を身に着けていたが、教団の解体であえなくその技術は日の目を見ることはなかった──どういう手を回したのか、〝会社〟が彼女を拾うまでは。


「とにかく、おとなしくしてろ。誰がケツを拭くと思ってるんだ」


「アタシは触ってほしい派」


 にやりと笑ったケイトは、つま先で私の脚をなぞった。ぞわりと悪寒。

 私は、無言で手元のスマートフォンを投げた。


「あいた!」


「三〇〇ミリ以内に近付いてみろ。次はナイフを投げる」


 私は涙目で額を押さえるケイトを無視して、食事を楽しんだ。駅前のからあげ屋はよくある低予算チェーンだったが、仕事で疲れた心を、それなりに温めてくれる味だった。

 その矢先だった。ぶる、となにかが震える。ケイトの額に跳ね返った、紫のシリコンカバーに収まったスマートフォンだ。韓国製。画面に映った表示を見て、眉を寄せる。秘匿回線。


「はい、もしもし……ええ、セキュアです。ええ……」


「食事中の電話は行儀が悪いぜ」


 嘯くケイトを人差し指で制して、電話の向こうに応答する。


「……わかりました。明日? いや、支障は……」


 私は画面をつついて通話を切ると、ため息をついて、こめかみを指でつかんだ。


「なんだよ」


「殺しの仕事だ」


 すっかり色褪せた食事を無理やり胃の中に詰め込むと、私は服を脱ぎ捨てて、シャワールームに無理やり身体をねじ込んだ。明日も学校だった。

 放課後は、仕事だ。



 


つづく

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