時代の流れとは……。
お盆の精霊牛馬には茄子と胡瓜が定番。
ハッとして冷蔵庫の野菜の中から探し出し
慌てて割り箸で足を付ける。
一方の御先祖としてのお祖父様。もう
少し乗り心地が良い新鮮なのを用意して
くれたらいいと、ちょっと愚痴り気味。
折しも、スポーツカーを模した奇抜な
精霊馬に追い抜かれ…。
果たして、帰りの精霊牛は…と思ったら
ユーモアたっぷりで、何処となく懐かしい
お盆の風景に、更にエッジを効かせた
素敵な物語。
彼岸と此岸とを渡るのが、ほんの少し
楽しみになるかも知れないこの物語。
心がホッコリ温かくなる事、請け合い。